▼第6試合 Krushフェザー級 3分3R延長1R
×林 勇汰(FLYSKY GYM)
KO 2R 1分26秒 ※右フック
○佑典(月心会チーム侍)
林は5勝(1KO)6敗1分1無効試合の戦績だが、パンチを主体とするアグレッシブなファイトスタイルで常に会場を沸かせる。2019年6月の「スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント」のリザーブファイトでは小倉尚也を左フックで2度ダウンさせて初回KO勝ちを収めたが、8月の金子晃大戦、11月の玖村将史戦(Krushスーパー・バンタム級タイトルマッチ)と連敗中。フェザー級に階級を上げ、2020年9月の「第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント」に出場が決まっていたが、左目の網膜剥離の再発で欠場。2021年10月に復帰を果たし、水津空良を初回KOした。戦績は6勝(2KO)6敗1分1無効試合。
佑典は身長170cmのサウスポーで、戦績は15勝(6KO)5敗。K-1 JAPAN GROUPには2021年2月のKrushで初参戦し、桝本翔也を1R2分36秒、左ストレートで2度ダウンさせてTKO勝ちしている。欠場者を受けて3月のK-1に緊急参戦し、一階級上のスーパー・フェザー級で横山朋哉と対戦するも初回29秒でKO負けを喫した。9月も代打出場となるも斗麗にKO負けを喫した。戦績は15勝(6KO)6敗。
1R、サウスポーの佑典に林はどんどん前へ詰めて行くと佑典は左へ回り込む。距離を詰めた林が左フックを空振りすると佑典の右フックでダウン。ラッシュする佑典はラウンド終了直前にもワンツーでダウンを追加する。
2Rも前に出てくる林を左インロー、ワンツーで迎え撃つ佑典。林が入り込むところでジャブをジャストミートした佑典。そのチャンスを見逃さず、下がった林に左をフェイントして林が左フックを打とうとしたところへ飛び込んでの右フック。林がダウンしたところでレフェリーがストップした。
佑典はマイクを持つと「今日のMVP候補に入りましたか? 2連敗して終わっていくんちゃうかと思われていたと思いますが、今が一番強くなっているのでここからベルトを目指して這い上がって行くので見といてください」とアピールした。