キックボクシング
レポート

【RISE】メインは山口裕人が東修平から2度のダウンを奪って勝利、元Jリーガー安彦考真が元西武・相内誠を初回KO、木村”ケルベロス”颯太が山口侑馬に勝利でYA-MANに宣戦布告

2022/02/16 21:02

▼#Fight.3 オープンフィンガーグローブマッチ -64kg契約 3分3R
△稲石竜弥(TEAM OJ/RISEライト級8位、第2代Bigbangライト級王者)
ドロー 判定1-0 ※29-28、29-29、29-29
△ユウト(TEAM-OSC/WARDOG CAGE FIGHTバンタム級王者)


 稲石はREBELS、Bigbang、Krushなど様々なリングを渡り歩き、3本のベルトを腰に巻いた。“変態的”と称されるバックハンドブローやバックスピンキック、ジャンプしての攻撃などトリッキーな動きが持ち味だ。2021年9月に山口裕人とOFGマッチを行い判定負け、今回2度目のOFGマッチに臨む。戦績は26勝(6KO)16敗1分。


 ユウトは本来MMAファイターだが、立ち技でのOFGマッチでの経験もある。MMA戦績は12勝7敗、キックボクシング戦績は1勝(1KO)。


 1R、右ローを蹴るユウトに稲石は左ミドル。ユウトが左右フックを繰り出すと稲石は組み付いて離すと同時に左ミドル。さらに相手の蹴り足をキャッチしてコカす。ユウトも負けじと組むと稲石を投げ捨てたが注意を受けた。ラスト1分で稲石が左ボディから左フック、ユウトもパンチで前へ出るが稲石は右ミドル、後ろ蹴り、左ローと攻撃を繰り出してユウトを下がらせる。


 2R、ワンツーで前へ出て、左フックから右フック、そしてローまでつなぐ稲石。ユウトは強い左右ローを蹴る。稲石は左ミドルを多用し、ユウトも左ミドルを蹴ると“効いてないよ”のポーズ。のらりくらりと動いて突然飛び込んでくる稲石にユウトは戦いにくそうだ。


 3R、ユウトはローの連打から飛び前蹴り。稲石が左右フックを繰り出すとユウトも打ち合いに行く。ユウトの右ローで身体が流れる稲石。稲石は左フックで対抗するが前に出るユウト右ロー、前蹴り、右フックと攻勢に出る。稲石は下がりながら左ミドル、ワンツー。


 最後まで両者決定打はなく、痛み分けのドローとなった。

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