キックボクシング
レポート

【RISE】メインは山口裕人が東修平から2度のダウンを奪って勝利、元Jリーガー安彦考真が元西武・相内誠を初回KO、木村”ケルベロス”颯太が山口侑馬に勝利でYA-MANに宣戦布告

2022/02/16 21:02

▼#Fight.5 オープンフィンガーグローブマッチ -66kg契約 3分3R
×相内 誠(K26)
KO 1R 1分51秒 左ヒザ蹴り
○安彦考真(Executive Fight 武士道)


 元プロ野球(西武ライオンズ)選手の相内は、2019年末に球界を引退すると格闘技転向を表明。2021年2月の『RISE ELDORADO 2021』でプロデビュー戦を行ったが、Delgermuru拳信王にKO負け。その後は元プロボクシング世界王者・竹原慎二氏の指導を受けるなど練習を積み、2021年11月の『Breaking Down』で久しぶりの試合に臨み右ストレートでKO(25秒)して格闘技での初勝利をあげた。


 対する「年俸120円のJリーガー」として話題となった安彦は、2017年に全ての仕事辞して若き頃に断念したJリーガーを目指し、翌年に年俸ほぼ0円で契約をつかんだものの2020年にはJリーガーを引退。格闘家に転身し、2021年4月にセレブ格闘技大会『Executive Fight~武士道~』にてデビュー。現在3戦3勝。


 1R、左右に動く安彦は左ローからいきなりパンhの連打で襲い掛かるが相内はクリンチで逃れる。離れると右を繰り出す相内だが、安彦の口に相内の指が入り一時中断。酒井すると前に出る相内だったが、体を入れ替えた安彦が右フックでダウンを奪う。


 立ち上がった相内だったが揉み合うと安彦のヒザがボディに入り、相内がうずくまってダウン。マウスピースを吐き出したため、レフェリーがストップした。


 大喜びの安彦は「みなさんありがとうございました。この試合が決まって緊張で苦しかったんですが相内選手に相当舐められてどうしてやろうと思ったんですが、彼なりのパフォーマンスで大会を盛り上げてくれて、僕も思い切りぶつかりました。勇気を出せる人、一歩踏み出そうと。何事も始めるのに遅いことはないです。一歩踏み出しましょう」とメッセージ。最後は「右手を上に出して、3、2、1、バボで握りしめて胸に締まってください」と恒例だというポーズで締めくくった。

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