キックボクシング
レポート

【RISE】鈴木真彦が猛攻で初回KO、2度目の防衛成功で志朗にリベンジ宣言

2022/01/23 22:01

▼第7試合 スーパーフェザー級(-60kg)3分3R延長1R
〇常陸飛雄馬(TARGET SHIBUYA/同級2位、2016、2017年全日本学生キックボクシング連盟フェザー級王者)
KO 2R 2分57秒 ※右フック
×岩郷泰成(TFT/DEEP☆KICK-60kg1位)


 常陸はテコンドーをバックボーンに持ち、2016・2017年全日本学生キックボクシング連盟フェザー級王者の実績を持つ。2019年7月に清水将海にKO勝ちしたのを皮切りに、現在までひとつの引き分けを挟んで5連勝中。戦績は6勝(4KO)2敗1分。


 岩郷はDEEP☆KICK‐60kg級1位で、11月のRISE WORLD SERIESオープニングファイトで佐藤亮に判定勝ちを収めている。関西の上位ランカーが東京のRISE初登場となる。


 1R、岩郷はローと前蹴りを放ち、常陸がローを返してくるとカウンターを狙う。常陸の前蹴りがローブローとなって試合中断。再開すると両者は一気に火の出るような打ち合いを繰り広げ、左フック強打を当て合う。ここでバッティングがあり、岩郷にインターバルが与えられる。再開後も両者は激しい打ち合い、岩郷はその中でもサウスポーにスイッチしたり、前蹴りやヒザ蹴りを降りませる冷静さも見せる。常陸はどんどん打ち合いを仕掛けた。


 2R、前蹴りとヒザ蹴りを混ぜながら打ち合いに行く岩郷。常陸も真っ向から打ち合いに行き、右ローもタイミングよく蹴る。この右ローを嫌がった岩郷が左ボディ、バックハンドブロー。どんどん前へ出る常陸が打ち合いに行き、岩郷もこれに応えると常陸の薙ぎ払うような右フックが豪快にヒット。バッタリと前のめりに倒れる岩郷。レフェリーが即座に常陸のKO勝ちを宣した。


 豪快すぎるKOを見せた常陸は「1月23日は師匠である(宮城)大樹さん、スポンサーさんの誕生日なのでしっかりKOで勝ってプレゼントできてよかったです。いつも言っているんですが、スーパーフェザーのベルトを巻こうと思っています。4月エルドラド、ここで一馬選手か石月選手、自分とやって60kg盛り上げませんか?やってください。あと6月の世紀の一戦やるので自分を呼んでもらえればKOするので使ってください」とアピールした。

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