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レポート

【RISE】鈴木真彦が猛攻で初回KO、2度目の防衛成功で志朗にリベンジ宣言

2022/01/23 22:01

▼第8試合 スーパーライト級(-65kg)3分3R延長1R
△実方拓海(TSKJapan/同級2位、WMC日本スーパーライト級王者)
ドロー 延長R 判定0-1 ※9-10、10-10×2
△森香津眞(チームドラゴン/同級5位、2018年RISING ROOKIES CUPスーパーライト級優勝)
※本戦の判定は30-29、39-30、29-29。


 実方は日本タイトルを4冠持つベルトコレクターで、ヒジ有りでの実績は折り紙付き。昨年6月のRISE初参戦では、EVOLのメインで川島史也を撃破。2020年2月には杉本卓也を判定で下し、11月の次期挑戦者決定戦でタップロンからボディへのパンチ&ヒザ蹴りでダウンを奪って判定勝ち。2021年1月にはRISEスーパーライト級王者・山田洸誓に挑戦したが、判定で敗れた。今回はそれ以来の試合となる。戦績は20勝(4KO)7敗1分。


 森は2018年RISING ROOKIES CUPスーパーライト級優勝を飾り、強烈な左ボディブローを武器に4戦4勝4KOと快進撃を続けていたが、2019年7月のスーパーライト級王座決定トーナメントで山口侑馬にKOで敗れ初黒星。同年11月にはプロデビュー戦の伊藤澄哉に敗れて連敗を喫した。しかし2020年2月に吉瀧光を2RでKOして復活すると現在3連勝中。戦績は7勝(5KO)2敗。


 1R、森は左へ動きつつ左ローを多用。実方はサウスポーに構えて左三日月蹴りを狙い撃ちする。


 2R、実方は三日月を蹴っていくが、森はそれをかわして右ロー。森は右ストレートを打ち、そのまま組むとヒザを蹴ってブレイクを待つ。実方はあまり手が出ないラウンドとなった。


 3R、実方は三日月から左ストレート、前に出てプレッシャーをかけていく。森は左右のオーバーハンドを繰り出し、右ロー、左ミドルを単発ながら当てていく。


 本戦の判定は三者三様のドローとなり、延長戦へ突入。森は実方の攻撃をかわしての右ロー、実方がオーソドックスに構えると左ミドル。実方は飛び込んでの左ボディを当てに行く。森はオーバーハンドの左右フックを放って組み付き、実方は組み付いてきた森にヒザを突き刺す。


 延長戦の判定は、両者決め手がなくドローとなった。

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