▼第7試合 バンタム級 (61.0kg)トーナメント決勝戦 RIZINルール 5分3R
〇風間敏臣(和術慧舟會HEARTS)60.90kg
[1R 4分29秒 三角絞め]
×上田直毅(パラエストラ東京/ファイティスジムMSC)61.00kg
和術慧舟會HEARTSの風間は、柔術強豪からMMAに転向し7勝1敗。PANCRASE初戦で櫻井裕康に判定負けも、2戦目で上田厚志をパウンドアウト、3戦目で山本敦章に腕十字で一本勝ち。2021年2月の「Road to ONE」で、GRABAKAの前田浩平にツイスターからのパウンドで1R TKO勝ち。9月には花レメ紋次郎TKを1R 後ろ手に極めてのアームロックで、怒涛の7連勝を飾っている。今大会のワンデートーナメント1回戦ではCAVEの雅駿介を前戦と同じアームロックに極め、決勝進出。
対する上田はMMA7勝5敗2分。ZST SWAT! で経験を積み、2019年8月から5連勝中で、2020年12月の前戦「TTF Challenge 09」では、西村大地と組みで激闘し、バックを奪うなどスプリット判定で競り勝っている。今大会の1回戦ではガッツ天斗を組みでドミネートし決勝進出を決めた。
ともにオーソドックス構え。先に詰める風間はダブルレッグへ。両足を広げる上田をボディロックで崩して手をマットに着かせると、その瞬間にバックへ。ヒザ裏を蹴って引き込むとすぐに4の字ロックへ。背後からパウンド。
左右に傾き首を守る上田に足を組み直した風間はリアネイキドチョークをパームトゥパームへ。そこは防いだ上田に、背後からパウンドを打つ風間は、三角十字に。これを腕をクラッチして防ぐ上田の起き上がりに三角絞めを合わせ、上田を失神させた。
優勝賞金30万円を獲得した風間は、リング上で「このような興行に呼ばれて嬉しく思います。自分はもっと上のステージに行きたいと思います、次戦に備えたいと思います」とさらなるステップアップを語った。