▼第6試合 RIZINルール 69.0kg以下契約 5分3R
×笹川JP(CAVE)68.65kg
[3R 4分47秒 リアネイキドチョーク]
〇岩本健汰(ロータス世田谷)68.70kg
CAVEの笹川順平こと笹川JPは、5勝3敗。DEEP、Fighting NEXUSで怒涛の5連勝も、4月の「Grachan 47×Brave Fight 23」で岸本篤史に判定負け。6月の前戦ではロコク・ダリに判定負けで2連敗中。再起を目指す。
対するグラップラー岩本健汰は、2021年9月の修斗でMMAデビュー。椿飛鳥に1R、リアネイキドチョークで一本勝ち後、11月に修斗世界ランカーの結城大樹にも判定2-0で競り勝ち、2連勝中。
サウスポー構えの笹川は岸本戦で組みで戦い、ダリ戦では打ち合いで対峙するなど、相手によって臨機応変に戦うことが可能だ。前戦でグラウンドコントロールの強い結城相手にテイクダウンから極めには至らなかった岩本にとっては、スタンドの進化が問われる試合となりそうだ。
笹川「試合をすごく楽しみにしています。全力でMMAをやりますので応援よろしくお願いいたします」
岩本「明日は普通に勝ちます」
1R、低いシングルレッグからバックテイクが速かった岩本。足を4の字ロック、リアネイキドチョーク狙い。その腕をアゴ下から押し上げて防ぐ笹川。外れると岩本はマウントからヒジ! 下を向く笹川になおもリアネイキドチョークへ。ここもアゴ下の腕を両手で押し上げて凌ぐ笹川。
2R、左右を突く笹川にシングルレッグから崩してバックへ。立ったまま笹川に足をかけて引き込んだ岩本はすぐさま4の字ロックに。しかし石渡がセコンドにつくコーナーでチョークを凌ぎ、腰をズラして正対した笹川は、下の岩本にサッカーキック狙い。ブレークから岩本のシングルレッグを片ヒザをついて耐えた笹川。右で小手に巻き、コーナーで立つ。
3R、オーソドックス構えの岩本は右ミドル。さらにシングルレッグに入るも切る笹川は左の蹴りとストレートへ。回る岩本を追うと、2度目もスプロールするが、岩本は3度目にダブルレッグテイクダウン! 腰を抱き、笹川のフレームを潰して背中を着かせると、左で差してハーフから片足を三角に挟み細かいパウンド。ここで足を抜き立ち上がった笹川だが、すぐについていく岩本はボディロックテイクダウン! ここでスクランブルを許さず、すぐに4の字に組んだ岩本は、リアネイキドチョークへ。
ロータス世田谷の八隅孝平代表から「やり切れ」の声に、後半の力を使ったなかでアゴ、鼻上からパームトゥパームでリアネイキドチョークでタップを奪った。