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【BOM】Jが喜多村誠にリベンジ&王座奪取、ONE OFG戦は打ち合いの末ドロー、非情なる元同門対決は高橋幸光がKO勝ちで涙

2021/12/05 15:12

▼第4試合 BOMスーパーライト級(63.50kg)次期挑戦者決定戦 3分3R延長1R
×KJヒロシ(Y`ZD 沖縄)
判定0-2 ※28-30、29-29、29-30
〇クボマサヤ(PHOENIX)


 ヒロシは沖縄県豊見城市にあるY'ZD豊見城ジムの所属選手で“オキナワの暴れん坊”の異名を持ち、2020年11月の『戦場』でDBS&RKAスーパーライト級ダブルタイトルマッチでTKO勝ちして二冠王に。直近の試合は2021年9月26日の『BOM』で、元MA日本ライト級&元J-NETWORK同級王者の高橋幸光とWMC日本スーパーライト級王座決定戦を行った。この試合は判定2-0で敗れているが、ガムシャラにパンチで前へ出て右ストレートを当てに行くアグレッシブなスタイルで観客を沸かせている。また、RIZIN沖縄大会で皇治の相手に名乗りを上げたことでも名前が知られるようになった。


 クボは『GLORY』で、2017年の「ファイト・オブ・ザ・イヤー」を受賞、日本人選手唯一の専属選手契約を勝ち得た選手だ。GLORYフェザー級トーナメントで準優勝の実績も持つ。今年3月のKNOCK OUTではKNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王座決定トーナメント準決勝で鈴木千裕と対戦も、1R1分25秒でマットに沈んだ。今回がBOM初参戦となる。


 1R、サウスポーのクボは軸足蹴りと左ローでヒロシを転倒させていき、左ボディストレートをグサリ。ヒロシは右ストレートを伸ばしていくが、クボはボディをフェイントに左ストレートを当てていく。


 2Rもパンチとヒザでボディを攻めるクボだが、ヒロシが右ストレート、左フックとパンチを連打してクボが棒立ちになる場面も。組みの展開も多くなり、両者ヒジ&ヒザで渡り合う。


 3R、両者ともパンチを当て合い、組んではコカしあう展開。組んでヒジ、ヒザ。クボが左目上から出血するが続行。最後にクボがヒザ蹴りからパンチをまとめてクボが判定2-0で勝利。敗れたヒロシはその場に呆然と立ち尽くした。

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