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インタビュー

【VTJ】10戦無敗の平良達郎「他団体のチャンピオンと戦うのも正直ワクワクします。ただ、最短でUFCに出たい」

2021/11/08 12:11
【VTJ】10戦無敗の平良達郎「他団体のチャンピオンと戦うのも正直ワクワクします。ただ、最短でUFCに出たい」

 2021年11月6日(土)東京新木場のUSEN STUDIO COASTにて「VTJ2021」が開催された。

 メインイベントでは、デビュー以来9連勝のパーフェクトレコードを持つ、修斗世界フライ級王者“スーパーノヴァ”平良達郎(THEパラエストラ沖縄)が国際戦に挑んだ。

 対戦相手は、南米チリのLFN王者アルフレド・ムアイアド。ムエタイの技術をベースに80%を超える高いKO率を誇り、デビューから8戦で同団体のフライ級王者に就いている。

 試合は、これまで一本勝ち、あるいはポジションを制してのパウンドでのTKO勝ちの多い平良が、南米王者を相手にカーフキックを効かせて右ストレートをダウンを奪っての1R 4分12秒、リアネイキドチョークでの一本勝ち。海外の強豪相手にも実力を証明する形となった。

 フライ級としては、世界でもフレームの大きな平良は10連勝をマーク。試合後のバックステージでの囲み取材で、「打撃の距離感」「脱力」「楽しむこと」の3つをテーマに掲げて戦っていたことを明かし、国際戦の手応えを、「もともと世界でも戦える自信はあって、今回、勝ったからといって、その自信が確信に変わったわけじゃないですけど、さらにその自信が深まったかなと。打・投・極のレベルが一つずつ、一段一段上がっています」と語った。

 また、大晦日RIZINへの興味を聞かれ、「UFCを目指しているので、周囲の方々に(聞いて)。契約とかもあると思います。自分としてはGOサインが出れば、興味があります。他団体のチャンピオンと戦うのも、正直ワクワクしますし、いろんな選手と戦いたいという気持ちもあるんですけど、『出て来いよ』となったら、自分としては出たいなという気持ちもあります。ただ、最短でUFCに出たいです」と、UFCとの契約を最優先に、個人的には、他団体の王者との戦いにも「興味はある」とした。

 10月23日のDEEPでは、フライ級王者の神龍誠(神龍ワールドジム)が、前修斗世界王者の福田龍彌(MIBURO)に判定勝ちし、試合後に内容に反省しきりも「平良選手と戦いたい」と口にしている。

 平良にとって「最短でUFC」への道が、今回のVTJでいかに開けるか。リングでのRIZINでの契約試合数は選手によって異なるが、果たしてオクタゴンへと繋がるのか。今後の平良の動向に注目だ。

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