シュートボクシング
レポート

【シュートボクシング】奥山貴大が阿部路人を破る、佐藤執斗はサンチャイに判定負け

2021/11/02 23:11



▼第8試合 SB女子-58.0kg契約 エキスパートクラスルール 2分3R延長無制限R
〇村上悠佳(TEAM TEPPEN)
判定3-0 ※29-28×3
×神谷優良(KKC)※プロデビュー戦


 サンチャイと同じくTEAM TEPPENに所属する村上悠佳は、今年9月の『RISE GIRLS POWER.5』で浅井春香と対戦する予定だったが、浅井の欠場により、KINGレイナとエキシビションマッチを行なった。今回は、破壊姫の打撃が神谷優良に向けられる。


 神谷は、フルコンタクト空手の統一団体であるJFKOを筆頭に、JKJOなど多くの大会で結果を残した空手家。弟の定と同時出場した今大会は、ダブル勝利を目指す。鋭い蹴りが、村上の野望を砕くか注目が集まる。


 1R、村上は強烈なローキック、前蹴り。神谷はジャブ。村上はカウンターの右を当てる。神谷は、右ストレートを何発も当てて村上の動きが止まる。横蹴りから左フックをヒットさせる神谷。神谷のパンチは、兄と同じように強烈だ。


 2R、村上は左のミドルキック。神谷は左のパンチを返す。村上は蹴りからパンチへつなげる。神谷は横蹴りダブル。村上の右フックが入り、神谷はダウン。立ち上がった神谷に、右パンチを放つ村上。神谷は右のパンチを打ち返し、意地を見せた。


 3R、神谷は横蹴りで入り、右のパンチ。村上はヒザ蹴りで応戦。村上はミドルキック、右のパンチをヒットさせる。神谷は横蹴りで入りながらの右フック。組みの攻防で、投げる神谷。村上は負けずにパンチを打つ。神谷もパンチを返す熱い攻防に。判定は3-0で村上。プロデビュー戦とは思えない神谷の動きに、拍手が巻き起こった。

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