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レポート

【Krush】璃明武がKOでスーパー・バンタム級新王者に、スーパー・フェザー級は横山朋哉、山本直樹、友尊、中島千博が準決勝へ

2021/10/31 22:10

▼第4試合 Krush女子アトム級 3分3R延長1R
×森川侑凜(GRES 8Mile GYM/DREAM KHAOS女子アトム級トーナメント優勝)
判定0-3 ※26-30×3
〇松谷 綺(ALONZA ABLAZE)


 今回がKrushデビュー戦となる松谷は3勝2分と無敗の18歳。キャリアは浅いながらもそのテクニックには定評がある。兄・桐と共に7月から卜部功也が代表を務めるALONZAに所属して練習を続け、8月にMIOとのエキシビションマッチでKrush初出場。前戦は『RISE』で坂田美優に判定3-0(30-27×3)の完勝を収めている。



 迎え撃つ森川は第8回K-1アマチュア全日本大会チャレンジBクラス女子-45kg優勝の実績を持ち、年間表彰式の『K-1 AWARDS 2019』ではアマチュア最優秀選手賞を受賞している。2020年9月5日に開催された『KHAOS.11』にて、優勝者は「夢」を叶えることができるご褒美付きのワンデートーナメント「DREAM KHAOS」で優勝し、「一日ラウンドガールをやりたい」という夢を叶えて9月大会では颯爽とラウンドガールを務めた。


 しかし、その後はNOZOMIに判定負け、Kihoと引き分けと足踏み状態が続いたが、8月7日の『Krush-EX』で2分3R常に前へ出て攻め続けるスタイルで加藤りこを破った。戦績は3勝2敗2分。NOZOMI、Kihoに続いてまたもJKファイターを迎え撃つ。


 1R、松谷は右ミドルと前蹴りを多用し、パンチから蹴り、蹴りからパンチと流れるような攻撃を奇麗に決めていく。森川はローを蹴ってフックにつなげようとするが、スピードに優る松谷の出入り、まとめるパンチに翻弄されてしまう。


 2R、いきなりバックハンドブローを放つ森川。松谷は森川のローにジャブを合わせる。左ミドルも連打。終盤、予告していた左ボディを突き刺すと下がった森川を小オーナへ追い詰め、ヒザも突き刺して左右ボディからの左フックでダウンを奪う。


 3Rもパンチ、ヒザ蹴り、前蹴りでボディを攻めつつ、顔面へパンチやハイキックを振り、右カーフも蹴る松谷。前へ出てパンチとローを当てに行く森川だが、松谷に前蹴りを突き刺されると腹をおさえて後退。そこへ松谷が連打から右カーフ。ダウンかと思われたがスリップ判定に。


 最後まで諦めず前へ出た森川だったが、松谷が的確にヒットを奪っていき、左右ボディを何度もめり込ませて森川をくの字にし、判定3-0の圧勝でKrushデビュー戦を飾った。

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