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レポート

【Krush】璃明武がKOでスーパー・バンタム級新王者に、スーパー・フェザー級は横山朋哉、山本直樹、友尊、中島千博が準決勝へ

2021/10/31 22:10

▼第9試合 第10代Krushスーパー・フェザー級王座決定トーナメント1回戦(4) 3分3R延長1R
〇横山朋哉(リーブルロア/K-1甲子園2017 -60kg準優勝)
KO 2R 2分40秒 ※左フック
×松本涼雅(team ALL-WIN)
※横山が準決勝へ進出。


 横山はK-1甲子園2017 -60kg準優勝の実績があり、プロ戦績は7勝(3KO)2敗。2018年6月からK-1 JAPAN GROUPの大会に出場、4連勝(3KO)と快進撃を続けていたが、2019年8月の試合で朝久泰央に敗れた(K-1 JAPAN GROUPでは唯一の黒星)。2020年2月には中島千博と好試合の末に判定勝ちして再起を飾ると、9月には第8代Krushスーパー・フェザー級王者の西京佑馬に判定勝ち、今年3月には佑典にKO勝ちと3連勝中。戦績は9勝(4KO)2敗。


 松本はキャリア3勝(1KO)無敗での大抜擢。2019年7月にKrushでプロデビューし、いきなり東本央貴から勝利を奪った。同年11月に此尾昂希にTKO勝ち、2020年7月には現在K-1で活躍中の西元也史からも勝利している。


 1Rは両者とも慎重な立ち上がり。お互いに距離を取ってローで様子を見る。サウスポーの横山は飛び込んで身体ごとぶつけるような左ボディストレート。松本は強い右カーフを蹴った。


 2Rも右ローと飛び込んでの左ボディストレートを打っていく横山は、同じタイミングで今度は左ストレートを顔面に。松本は右のカウンターを狙うが、横山の踏み込みが速い。ローも強烈だ。


 横山は左の飛び廻し蹴りから飛びヒザ蹴り、一気にラッシュを仕掛け、ロープを背負った松本と打ち合うと左フックを空振りした松本に横山の強烈なスイングの左フックが炸裂。松本はバッタリとマットに倒れ、担架で運ばれた。


 マイクを持った横山は「1回戦で一応KO出来たんですけれど、僕がこうやって優勝候補とか言われてますけれど、もちろん僕が優勝します。次は1月平日ですがまた会場へきてください」と堂々の優勝宣言を行った。

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