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レポート

【Krush】璃明武がKOでスーパー・バンタム級新王者に、スーパー・フェザー級は横山朋哉、山本直樹、友尊、中島千博が準決勝へ

2021/10/31 22:10

▼第5試合 Krushフェザー級 3分3R延長1R
〇林 勇汰(FLYSKY GYM)
KO 1R 2分50秒 ※右フック
×水津空良(優弥道場)


 林は5勝(1KO)6敗1分1無効試合の戦績だが、パンチを主体とするアグレッシブなファイトスタイルで常に会場を沸かせる。2019年6月の「スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント」のリザーブファイトでは小倉尚也を左フックで2度ダウンさせて初回KO勝ちを収めたが、8月の金子晃大戦、11月の玖村将史戦(Krushスーパー・バンタム級タイトルマッチ)と連敗中。フェザー級に階級を上げ、2020年9月の「第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント」に出場が決まっていたが、左目の網膜剥離の再発で欠場。今回が2019年11月以来の再起戦となる。


 水津は2019年9月にプロデビューし、5戦無敗の快進撃を続けていたが今年3月のK-1で松山勇汰にKO負けを喫して初黒星。同じく今回が再起戦となるサウスポーで戦績は4勝1敗。


 1R、サウスポーの水津に対して林は左へ回り込みながら右ボディを打ち右ローを蹴るが、これがローブローとなって一時中断。再開後、水津は顔面へのヒザ、左ハイ、左ミドルと蹴りを多用し、林はまるでマイク・タイソンのように身体を左右に振って低い位置から左右フックを繰り出す。




 何度も打ち合いが見られ、水津は頭部への蹴りを狙うが林の左右フック、ボディにコーナーへ追い詰められて連打を浴び、左フックでダウン。


 立ち上がった水津にも林はパワフルな左右フックで襲い掛かり、最後はロープを背負った水津に左フック。これで崩れ落ちそうになった水津へ右フックの追い打ちをかけたところでレフェリーが試合をストップした。


 マイクを持った林は号泣しながら「怪我で長い間出来なかったんですが、勝ててよかったです」と話した。

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