▼第2試合 フェザー級キックボクシング・ワールドグランプリ準々決勝 3分3R
×エンリコ・ケール(ドイツ)
[1R 2分50秒 TKO] ※3ノックダウン
○ダビッド・キリア(ジョージア)
※キリアが準決勝へ進出。
ケールはK-1 GLOBAL体制となってからの『K-1 WORLD MAX 2013』出場。トーナメント1回戦でヘンリー・ヴァン・オプスタルに勝利すると、準々決勝・準決勝も勝ち進んで決勝へ進出。決勝では2013年12月に対戦して判定負けしたブアカーオ・バンチャメークとの再戦となり、3R終了後にブアカーオが延長戦を拒否したため優勝。2013年のK-1 WORLD MAX世界王者となった。2021年4月にはONE初参戦のアラゾフを判定2-1で破っている。
キリアは芦原会館空手出身で、15歳でキックボクシングに転向。2012年にGLORYで行われた世界ミドル級スラムトーナメント(16名出場)に出場すると、準決勝まで進出したがペトロシアンに判定負け。2014年3月にはペトロシアンをKOしたアンディ・リスティをKOしてGLORY世界ライト級王座に就いた。さらに2018~2019年にはクンルンファイトのWORLD MAXトーナメントでも優勝している。2019年2月以降、試合から離れていたが2021年2月に復活。ペトロシアンに判定3-0で敗れた。
1R、サウスポーのケールの左ローがローブローとなっていきなり中断。再開後、ケールは左ローを主軸にパンチからのコンビネーションをつなげる。キリアはブロックをガッチリと固めながら右インロー、左ボディを打つが、ケールはアッパーを突き上げる。左ローを徹底して蹴るケールだが、キリアの右フックがヒットするとケールは一気に後退。そのまま左フックからの右ストレートでキリアがダウンを奪う。
続いて右フックで組み付いてきたケールに左フックでダウンを追加すると、キリアの右ストレートからの右フックでケールは3度目のダウン。キリアが恐るべき強打者ぶりを発揮してケールを初回KOに仕留めた。
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— ONE Championship (@ONEChampionship) October 16, 2021
Davit Kiria 🇬🇪 punches his ticket to the World Grand Prix semifinals with a STATEMENT KNOCKOUT in Round 1 🥊 #ONEFirstStrike #WeAreONE #ONEChampionship pic.twitter.com/YQiyrugjpo
— ONE Championship (@ONEChampionship) October 15, 2021