▼第2試合 第6代Krushライト級王座決定トーナメント準決勝(1)3分3R延長1R
×南雲大輝(八光流柔術総本部/Air KBZゴールデンベルトチャンピオンシップ 2017年67kg級王者)
KO 3R 1分33秒 ※左ボディブロー
○瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス)
※瓦田が決勝へ進出。
南雲はMMA(総合格闘技)からミャンマーの頭突きありの超過激格闘技ラウェイに転向し、2017年12月にはミャンマー・ヤンゴンで開催されたAir KBZ(エアカンボーザ)チャンピオンシップにて67kg級の2017年王者となった。2019年6月、K-1への参戦を表明し、11月に初参戦したがKO負け。2020年6月の堀井翼戦は反則負け、8月の東本央貴戦では初回KO負け、今年3月のK-1ではゴンナパーに2RでKO負けと5連敗ながらチャンスを得た。7月の1回戦は不戦勝で勝ち上がっている。キックボクシングの通算戦績は1勝6敗。
瓦田は 伸びのある右ストレートを武器にアグレッシブなファイトスタイルでデビューから5連勝。東本央貴、川崎真一朗、ワン・ジーウェイに敗れたが、その後は覚醒して稲垣柊、里見柚己、SEIYA、大沢文也、東本央貴に5連勝と絶好調。K-1ジム総本部の若手リーダー格で、今回の優勝候補と言える存在で7月の1回戦では昇也に判定勝ち。戦績は11勝(5KO)3敗。
1R、サウスポーの南雲が前に出て左右フック、左ミドルを繰り出すが、瓦田はガードを固める。南雲の左ストレートをブロックした瓦田はロープ際へ押されるが、右ストレートで南雲を仰け反らせる。終盤には右フックもヒット。
2R、左右フックを振り回す南雲に瓦田は右ハイ、右ストレート、右ボディ。ジャブを打ち、南雲が右フックを打ってくるところへ右フックのカウンターもクリーンヒットさらに左右ハイキック。南雲はパンチを振り回すが、空振りに終わり南雲の右を中心に被弾が目立つように。
3R、瓦田が飛びヒザ蹴りから左右フック、右アッパー、右ボディと一方的に攻めるがタフな南雲は倒れない。しかし、左ボディで両手のガードが落ち、下がるところに瓦田が再び左ボディ。ついにダウンした南雲はカウント7で立ち上がるも、レフェリーは試合続行不可能と見て試合をストップした。