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レポート

【Krush】瓦田脩二がダウンの応酬を制して師匠と同じベルトを巻く、橋本実生が因縁の対決に圧勝

2021/09/24 22:09

▼第8試合 Krushバンタム級 3分3R延長1R
○松谷 桐(ALONZA ABLAZE/元NJKFフライ級王者)
判定3-0 ※30-25×3
×豊田優輝(B.W/K-1カレッジ2019 -60kg王者)


 松谷はジュニアキックで活躍し、Bigbangアマチュア-45kg王座、WBCムエタイアマチュアU18-52kg王座などを獲得。2017年10月にプロデビューすると、無敗のまま僅か6戦目でNJKFフライ級王座に就いた。そこからさらに連勝記録を伸ばしていったが、2019年7月の仲山大雅戦で初回KO負けを喫し、10戦目にしてプロ初黒星。11月にRISEで風音にも敗れて連敗を喫したが、12月のシュートボクシングで伏見和之にKO勝ちして再び勢いに乗り、その後は4連勝。ジムを移籍しての初参戦となった。戦績は14勝(7KO)2敗。


 迎え撃つ豊田はK-1カレッジ2019 -60kg王者。2019年12月のデビューから池田幸司、橋本実生(いずれも5月のK-1トーナメント出場)に連敗を喫したが、3戦目で山脇飛翼に判定で初勝利。前戦はK-1トーナメントのリザーブファイトで大石和希に勝利している。戦績は2勝3敗1分。


 1R、両者サウスポー。松谷は左カーフキックを蹴りつつ、左ボディからの右フックをヒットさせる。豊田は右ミドルから左ストレートを繰り出すが松谷のガードは固い。


 2R、豊田が打ち合いに来たところで松谷がカウンターの左フックでダウンを奪う。立ち上がった豊田は打ち合いになると右フックをヒットさせて松谷を仰け反らせる。しかし、ラウンド終了間際で右ローに右フックを合わされて2度目のダウン。


 3Rが始まってすぐ、豊田の左ストレートに松谷が右フックを被せてこの試合通算3度目のダウンを奪う。このラウンドは両者蹴りをほぼ使わずパンチを打ち合う。フックの打ち合いでは豊田が右フックをヒットさせる。最後まで打ち合いは続き、判定3-0でダウンを3度奪った松谷の勝利となった。

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