キックボクシング
レポート

【RISE GP】寺山日葵が小林愛三に僅差の勝利、宮﨑小雪が伊藤紗弥を延長戦で振り切る、AKARIがKO勝ち、村上悠佳がKINGレイナとまさかの寝技に

2021/09/12 19:09

▼第1試合 -43kg契約 3分3R
×島田美咲(SQUARE-UP KICKBOXING道場)
判定0-3 ※28-30×3
○西原朱花(TEAM TEPPEN)


 幕を開けるのは今大会最軽量級の2人。島田は今年1月にプロデビューするも黒星。西原はこれがプロデビュー戦となる。


 1R、風貌や体型も寺山を小型化したような西原は、前蹴りを多用するスタイルも似ている。前に出てくる島田に右ストレートを狙い撃ちし、何度もヒットを奪う。蹴りとジャブで距離を取って右を打つ西原に島田はなかなか攻撃を当てることができない。


 2R、1Rよりリラックスした感のある島田は右ボディストレートからの左フック、飛び込んでのワンツー。右ボディがよく入る。西原は変わらずステップで動き、顔面前蹴りと右ストレート、ヒザ蹴りをヒットさせるが、ずっと島田に追われる展開。


 3R、西原はジャブ、左ミドル、前蹴りで距離を保ち、島田が入ってくるところに右ストレート、ヒザ蹴り。入り込んでも右ボディからの左フックで攻撃が止まるため西原を逃がしてしまう島田。最後まで動き続けた西原がデビュー戦を勝利で飾った。

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