▼第6試合 フライ級(-52kg) 3分3R延長1R
×YAYAウィラサクレック(WSRフェアテックス幕張/J-GIRLSスーパーフライ級王者)
KO 2R 0分04秒 ※右顔面前蹴り
○AKARI(TARGET/RISEミニフライ級1位)
AKARIはジュニア時代から第2代RISE QUEENなど5冠王の神村エリカに憧れ、教えを乞い神村の遺伝子を継ぐ女子高生ファイターで、2019年9月大会にてプロデビューを飾り判定勝ち、その後も宮崎若菜、RANとの女子高生対決、ベテランの後藤まきに勝利して7戦全勝。3月大会の「ミニフライ級NEXT QUEENトーナメント 2021」で宮崎若菜、大倉萌を破って優勝。RISE QUEENミニフライ級王者・寺山日葵への挑戦権を獲得し、5月の『RISEonABEMA』メインイベントで挑戦したが、判定3-0(49-48×3)で敗れた。今回が再起戦。戦績は7勝1敗。
YAYAはタイでプロデビューし、7勝1敗の戦績を残して帰国後は5戦負けなし。2019年10月に初代J-GIRLSスーパーフライ級王座決定戦を制し、王座に就いた。力強い右ローと右ストレートが得意で、手数も多い。2020年はNJKFの「S1レディース バンタム級ジャパントーナメント」に参戦し、11月の決勝へ進出するも☆SAHO☆に敗れて準優勝に終わった。RISEには今年5月に初参戦し、ミネルヴァ・スーパーフライ級王者の聖愛を前に出続ける戦い方で攻略し、判定勝ちを収めた。戦績は13勝(2KO)2敗2分。
1R、AKARIは蹴り上げる前蹴りでけん制し、タイミングのいい前蹴りでYAYAを転倒させる。右ミドルも蹴って自分のロングの距離で戦い、長いジャブをしっかりヒットさせるとラウンド終盤にジャブでダウンを奪う。
2R開始と同時にYAYAにドクターチェック。再開後、AKARIが右顔面前蹴りを放つとYAYAはもんどりうって転倒。1Rのダウンも右足を捻ったからのようで、もう戦える状態ではなかったようだ。
嬉し涙を流すAKARIはマイクを持つと「私は前回タイトルマッチで負けてしまったんですけれど、目指しているものは変わらないので寺山選手をずっとずっと追いかけて必ず追い越すのでそれまで見守っていただければと思います。いい感じで寺山選手にプレッシャーを与えられたと思うので最短で寺山選手ともう一度やらせていただければと思います」と、寺山への再挑戦を誓った。