キックボクシング
レポート

【ビッグバン】駿太が9年ぶりタイ人選手との対戦で2度ダウン奪って快勝、FUMIYAは山際和希を初回KOで返り討ち

2021/08/29 22:08

▼第9試合 スーパーウェルター級 3分3R
△ジョージ(T.G.Y)
ドロー 判定1-1 ※29-28、28-29、29-29
△松下大紀(BELIEVE MAN)


 松下はスーパー・ライト級で戦い、2019年1月には鈴木勇人と第7代Krushスーパー・ライト級王座決定戦を争ったが、その試合を最後に一気に2階級上げてのスーパー・ウェルター級に転向。第1戦では1月にEITOを初回KOに降したが、3月の城戸康裕戦では1Rに先制のダウンを奪うも2Rに逆転KO負けを喫した。戦績は10勝(8KO)6敗1分。対するビッグバンで活躍するジョージは12勝(5KO)10敗1分の戦績。


 両者は2018年7月の『Krush』で対戦し、松下が3度のダウンを奪ってKO勝ちしている。


 1R、ショートのパンチを繰り出して前に出るジョージを松下はジャブ、右ストレート、左右ボディとヒザ蹴りで迎え撃つが、ジョージは下がらず前へ出てパンチを当てに行く。


 2R、右ローを狙い撃ちにする松下だが、ジョージの手数と接近戦に後退。ボディを攻めるジョージに松下は消耗が見え、手数も少なくなる。


 3Rは両者足を止めての打ち合い。ジョージは松下のパンチに一歩も退かないどころか逆に押していく。松下も必死の形相で打ち返す。両者動きがスローになりながらも打ち合いを続ける。松下はつかんでのヒザも見せるがジョージのパンチは止まらない。最後までフラフラになりながら打ち合った両者に拍手が送られ、判定は三者三様のドローとなった。

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