キックボクシング
レポート

【千葉キック】若原兄弟が明暗を分ける、兄・聖がメインで判定勝ち、弟・快はTKO負け

2021/07/26 18:07

▼第4試合 セミファイナル ジム対抗戦 50kg契約 3分3R
×若原 快(マスターズピット/千葉市稲毛区)
TKO 2R 1分55秒 ※レフェリーストップ
◯花澤一成(市原ジム/千葉県市原市)


 快(こころ)は兄と共に3歳から極真空手をはじめ、アマチュア時代にはWBCジュニア王座など輝かしい実績を残している。今年5月にプロデビューを果たしたが、結果はドロー。今回はプロ初勝利を目指す。


 対する花澤は、今回はプロデビュー戦となる。スピード感のある打撃とテクニックには自信を持っており、試合前には「これまで積み重ねて来たことを出し切れば必ず勝てます」と必勝を宣言している。


 1R、両者ともスピード感のある左右のローキックを蹴る。快は左のボディフックを見舞う。花澤は右のミドルキック、右ストレートで攻めていく。


 2R、快が右ローからのワンツーで前に出るが、そこに花澤が強烈な右ストレートを打ち抜き最初のダウンを奪う。何とか立ち上がった快だが、ダメージは大きく右フックを被弾して2度目のダウンを喫する。フラフラになりながらも前蹴りを蹴る快だが、最後は花澤が右の縦ヒジから左フックで3度目のダウンを奪取。快のダメージは明らかで、レフェリーが即座にストップした。

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