(C)SUSTAIN/SUSUMU NAGAO
◆プロフェッショナル修斗公式戦
PROFESSIONAL SHOOTO 2021 Vol.4 in OSAKA Supported by ONE Championship 第1部
2021年7月4日(日)メルパルクホールOSAKA
第1部[開場]12:30[開始]13:00
ABEMA「格闘チャンネル」生中継
※写真・詳細は後ほどアップ
▼メインイベント 第8試合 72kg契約 5分3R
×キャプテン☆アフリカ(同級環太平洋王者/総合格闘技道場コブラ会)
[判定0-3] ※28-29×3
〇マックス・ザ・ボディ(BRAVE)
2020年12月の大阪大会で田中有をVクロスアームバーで下し、涙の初戴冠を果たした環太平洋ライト級王者キャプテン☆アフリカ(総合格闘技道場コブラ会)が、“元祖ヘラクレス”宮田和幸が送り込む“レスリングモンスター”マックス・ザ・ボディ(BRAVE)を地元で迎え撃つ。
マックス・ザ・ボディは倒されずに倒してトップでの削り、スタンドでは剛腕スタイルだけに、キャプテン☆アフリカが苦戦を強いられる可能性も否めない。
キャプテン☆アフリカがこれまでに黒星を喫した試合では、スタンド、グランドともに相手のパンチを被弾した事が敗因になっており、マックスは苦手なタイプと言っていいだろう。
しかし、打撃を掻い潜り、テイクダウンから一気にサブミッションを極められるのがキャプテンの強味。ボクシングテクニックにも磨きがかかっており、レスリングモンスターをどうさばくか、王者として進化したキャプテン☆アフリカに注目だ。
対するマックスは、2020年に大澤伸光、西川大和相手に連敗も、2021年3月に上原平を相手に判定勝ちで再起を遂げている。母国出身のフランシス・ガヌーがUFCヘビー級でカメルーン人初のUFC世界王者に輝いているだけに、自身も飛躍の一戦としたいところだ。
1R、サウスポー構えのアフリカ、オーソドックス構えのマックス。アフリカの左ローに前手の左フックをカウンターで狙うマックス。続くアフリカの左ミドルにも右から左を振る。左ヒザで飛び込むアフリカをキャッチするマックス。
アフリカは大外刈から払い腰に変化して首投げでテイクダウン。袈裟固めからマックスの左腕を掴んで両足に挟みアームロックを狙う。ケージを蹴りながらうつ伏せになって腕を抜いたマックス!
すぐに立ってアフリカのスタンドサイドにつくと右で差して押し込んでいく。左で小手に巻くアフリカは内股で崩して首投げテイクダウン。ハーフからパスしてサイドに回るとマウントへ。股を潜るマックスにバックへ回るアフリカ。右足をかけるアフリカは右腕をのどもとに巻くが、マックスは腕を手繰り立ち上がり正対してゴング。
2R、左を振るマックスに左の前蹴り、ローはアフリカ。左を振るとマックスも左を強振。それを潜るアフリカ。右ジャブで踏み込むアフリカの打ち終わりにマックスは右フック! アゴにもらい後方にダウンするアフリカ。サイドバックから鉄槌するマックスの腕を巻き込んで前転するアフリカだが、まだ下に。
クローズドガードに入れるアフリカのインサイドからマックスは鉄槌! 下から抱き着くアフリカ。三角の仕掛けも切るマックスだが、アフリカは首を引き寄せ左足で脇を煽ってスイープ! その際で両手でアフリカを押して飛ばすマックス。互いに立ち上がる。
シングルレッグはアフリカ。それを潰したマックス。左右で金網に押し込むが投げを警戒し離れる。アフリカの右に右アッパーを狙うマックス。アフリカはシングルレッグへ。顔をはがしパウンドするマックスはハーフのままギロチンチョークへ。しかし首を抜くアフリカが上に。すぐにヒザを越えてサイドを奪うと、ニーオンからヒジ打ち。脇を潜ろうとするマックスを小手に巻くアフリカ。ケージウォークするマックスは亀にまでなると、立ち上がり、ブザー間際にワンツーをアフリカの顔面にヒットさせる。
3R、左前蹴りはアフリカ。右を突くマックス。シングルレッグから金網まで押し込むアフリカは左で差してボディロックテイクダウン。背中を着いたマックス。上からヒジを落とすアフリカに、下から蹴り上げ&シングルレッグで立ち上がるマックス! アフリカは腹固め狙い、さらに巻き込み前転も、潰したマックスが背後からパウンド!
正対し、下になるアフリカ。ハーフから上体を金網に立てる。マックスは右で差して金網に押し込み細かいパウンド。左で腕を抱えて狙うアフリカ。マックスはハーフから脇腹にパウンド。右肩で押し込んでブザー。
判定3-0(29-28×3)でマックスが勝利。環太平洋王者を下したマックスは歓喜の雄叫びをあげた。