▼第1試合 CKC2021-54kgトーナメント1回戦 第1試合3分3R
×木下悦志(KICK LAB)
[判定0-3]※29-30×3
○匠朗(KSS健生館)
※匠朗が準決勝へ進出。
有井vs.大森と同じブロックでは、ABEMA『格闘DREAMERS』にエントリーしていた木下悦志(KICK LAB)と匠朗(KSS健生館)の関西勢同士の一戦が決定。
木下は2019年に行われた新空手「全日本グランプリ関西地区予選」の決勝で有井と対戦し敗退。アマチュア時代に計2度の敗北を喫している。格闘DREAMERSにも参加し、第一次オーディションを通過するも二次オーディションで篩にかけられている。
トーナメントの組み合わせ決定で木下は、「メンバーは決まっていたので特に何も変わりません。対戦相手の匠朗選手はアマチュア時代から知っていて技術がある選手だと思います。今回のトーナメントで決勝を見据えての戦い方をしても、決勝まで上がれないと思うので、決勝の相手はあまり気にしていません。全員強い選手なので、目の前の試合を1試合1試合ワンマッチと思って戦い、優勝を狙いに行きます!」と意気込み。
対する匠朗は、2020年7月のプロ修斗大阪大会で内藤と対戦し、匠朗がKO負けを喫している。木下に勝利し、内藤にも借りを返すことができるか。
「結構ドキドキしてましたが、トーナメント組み合わせが決まって更に気合いが入りました。木下選手はアマチュアの時から知っていますが、アグレッシブで勢いのある選手だと思います。リベンジしたい内藤啓斗選手と決勝で戦いたいので、一回戦から気を抜かずに自分を信じて戦います」とコメントしている。
24歳の匠朗は5勝4敗の戦績、20歳の木下は2勝4敗の戦績。
1R、右ローの蹴り合いから始まり、左フックも打ち合う。匠朗は左ボディからの右ローなど右ローを狙い撃ちも両者とも慎重な出足。
2R、木下も右ローを繰り出していき、匠朗は左ミドルとヒザ、右ボディストレートも織り交ぜる。木下のワンツーに左フックからの右アッパーを返す匠朗。終盤になってパンチの打ち合いが見られたが、両者ともまだ慎重な様子。
3Rは序盤から打ち合い。匠朗はヒザも織り交ぜる。ヒザの蹴り合いから木下が左フックで勝負をかけるが、匠朗は右ミドル、右ローを蹴る。判定は僅差で匠朗の勝利となった。