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【修斗】マックス・ザ・ボディが環太平洋王者キャプテン☆アフリカからダウン奪い判定勝ち、山本ケントデリカットが判定勝ち、ケージキック-54kgTは匠朗、有井渚海、田渕神太、寺山遼冴が準決勝進出

2021/07/04 12:07

◆全日本新空手道連盟
CKC2021 -54kgトーナメント─新世代王者決定戦─
(CAGE KICK CHAMPIONSHP2021 -54kgトーナメント)

※24歳以下の選手対象の8名による1DAYトーナメント
※一回戦4試合を第一部
※準決勝、決勝を第二部で実施

【CKC2021-54kgトーナメント見所】

▼第4試合 CKC2021-54kgトーナメント1回戦 第4試合 3分3R
○寺山遼冴(TEAM TEPPEN)
[判定3-0]※30-29×2、30-27

×内藤啓人(BELL WOOD FIGHT TEAM)
※寺山が準決勝へ進出。

最年少・17歳の寺山は、有井vs大森とは反対の山になり、一回戦で内藤啓人と対戦する。

“神童”那須川天心率いるTEAM TEPPENが送り込む寺山は、RISE女子部門を引っ張る“女帝”寺山日葵を姉に持ち、那須川天心、白鳥大珠など日本を代表するトップファイターと最高の環境でキックに打ち込んでいる。

 5.2 3RISE後楽園ホール大会ではキャリアで大きく上回る京谷祐希と対戦し、互角以上の試合を展開し引き分けたばかり。短い期間でのエントリーとなるが、参加理由はやはり“打倒”有井渚海。そして無敗の有井が唯一引き分けたのがこの寺山遼牙だ。1回戦を勝ち上がり、有井の前に立ち塞がることができるか。

 内藤との対戦に向け寺山は、「気持ちが強い選手なので、その気持ちに負けずに勝ちます。(決勝の相手は?)有井選手がいいです。最年少ですが、圧倒的に優勝します!」とコメント。

 対する内藤も、2020年12月のプロ修斗大阪大会で有井と激突。一進一退の攻防で会場を盛り上げるも有井が判定勝利している。寺山を下して有井にリベンジを果たすことが出来るか。

 寺山との対戦に向け、内藤啓人は「寺山選手は上手くて速い選手。1回戦でいきなりかっていう気持ちです。決勝で有井選手と対戦したいので、キツい一日になると思いますが、その分得るものも大きいので、しっかり掴み取りたいと思います。応援よろしくお願いします!」と意気込みを語っている。

 BELL WOODD所属の内藤は、2020年の大阪大会でケージの試合は経験済み。また、同じジムの鈴木博昭も現在ONE Championshipで活躍中で、シュートボクシング時代には数々のワンデイトーナメントを制している。ケージ&トーナメントの双方を経験している鈴木がセコンドにつくのは、内藤の強味となるだろう。

 22歳の内藤は5勝8敗の戦績、17歳の寺山は3勝1敗3分の戦績。

 1R、サウスポーの寺山は長い右のジャブを伸ばし、左ミドルを蹴る。内藤は右ストレートからの左フックを叩き込むが寺山のガードは固い。

 2R、内藤が打ちに行ったところで寺山が左フックから右フックの返しでヒットを奪う。寺山はワンツー、右ジャブを伸ばしての左ミドル。内藤もジャブを繰り出して寺山が入ってくるところに左フックを合わせる。寺山が左ボディも入れるなど手数を多く出した。

 3R、寺山は右フックを多用。内藤が下がると左ミドルを蹴る。内藤が一発出すと寺山が複数発返し、手数で優る。寺山はボディからバックハンドブロー。内藤は前へ出てパンチを繰り出すが、寺山はかわしてパンチを返す。判定3-0で寺山が準決勝へ駒を進めた。

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