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【UFC】黄金のバンタム級でフォントがガーブラントを下し4連勝! エスパルザがシャオナンをTKOで5連勝! 元IGF&RIZINのバーネットは初陣飾れず

2021/05/22 21:05

▼女子フェザー級 5分3R
○ノルマ・ドゥモン・ビアナ(ブラジル)146lbs/66.22kg
[判定2-1] ※30-27, 28-29, 29-28
×フェリシア・スペンサー(カナダ)145lbs/65.77kg

 女子フェザー級戦。ともにオーソドックス構え。巧みなフットワークでワンツー、左ボディも当てるビアナ。スペンサーも組みを仕掛ける。2Rにシングルレッグに入るスペンサーだが、切るビアナが首相撲ヒザ。

 3R、前がかりになるスペンサーの打撃に逆にシングルレッグテイクダウンはビアナ。ハーフからフルガードに足を戻すスペンサーに自ら離れてスタンド勝負はビアナ。右で差して金網に詰めヒジはスペンサー! ビアナが払い腰テイクダウン! しかし際で上になるスペンサー。ビアナは下からクローズドガード&オーバーフックで凌ぐ。

 判定はスプリットに割れ、ビアナが勝利。ビアナはUFC2勝1敗、MMA6勝1敗に。スペンサーはUFC2勝3敗と負け越す形となった。

◆ビアナ「バンタム級に落としたいと思っている」

「今回の勝利でかなり良いところにいけると思う。まだそれほどたくさんの試合を戦ったわけじゃないし、今回でまだ7戦目だけど、タフな相手とばかりやっている。UFCではタフな相手としか戦っていないから、今回の勝利で自分のレベルが上がったと思う。UFCでの次のステップに向けてフアンと興奮を感じているわ。

 打撃は好きだけど、柔術で戦うのもすごくシャープなの。9年間、柔術をトレーニングしてきて茶帯を持っているし、散打だってテイクダウンもあってシャープだと思っている。触れられたらテイクダウンに持ち込めるし、望まなければ抜け出すことだってできる。フェリシアは柔術では危険な相手、それは分かっていた。関節技を仕掛けられて終わるリスクは負えない。だからこそ、ポジションにはあまりこだわらなかったの。どちらの分野にも長けていると思っているから、常に相手を追い込むようにしている。彼女の欠点がどこにあろうと、そこに私のゲームプランがあれば彼女を倒せる。彼女がテイクダウンを狙い始めたとき、少し必死さを感じた。彼女には私を倒す力がないこと、テイクダウンを決められるわけがないと思っていたから、うまくいきっこないってことを彼女に示していたし、向こうのキックも効かないから、とてもリラックスしていけた。自分の方は順調だったから、きっちり打っていけた。相手の動きが見えていることを分からせようとしたし、向こうが必死になって前に出てこようとしていたから、もっと無防備にさせようと思ってカウンターを増やしていったの。カウンターストライカーの試合では相手の心を先に崩した方が勝つのよ。

 自分が勝ったという完全な自信はなかった。タフな試合だったのは分かっていたし、ペースを上げて戦わないといけないことも分かっていた。1ラウンドごとに調子を上げる傾向があるから、タフな試合だろうと、2Rや3Rにもっとプレッシャーをかけていく流れがある。3Rの終盤、少し疲れてきていたから、少しだけ試合をホールドすることにした。自分が勝っているかどうかは分からなかったけれど、こういう激しい戦いではどっちが勝っているのか分からないものよ。私の方が相手にダメージを与えられていると思ったし、私はまったくダメージを受けていなかったけど、正直、これだけのハードファイトだとどっちが勝っているのか判断するのは難しい。

 バンタム級に落としたいと思っているの。正直、できるだけ早く試合がしたい。来週、今後についてじっくり話していこうと思う。この階級にとどまるべきかどうか。バンタム級に落とすことになったら、ハードワークだから4カ月か5カ月は必要になる。もしかしたら、今の階級でもう1試合するかもしれない。この階級でも強いから、問題はないんだけど、とりあえず腰を据えて自分たちの考えをまとめてみる。UFCからのオファーも見てみないとね」

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