【セミメインイベント】
▼女子ストロー級 5分3R
○カーラ・エスパルザ(米国)116lbs/52.62kg
[2R 2分58秒 TKO] ※パウンド
×ヤン・シャオナン(中国)116lbs/52.62kg
ジャン・ウェイリーが王座から陥落した女子ストロー級3位のシャオナン、4位のエスパルザ。シャオナンは、2020年11月の前戦でクラウディア・ガデーリャのテイクダウンを切って判定勝ち。
初代王者のエスパルザは2018年9月のタチアナ・スアレス戦のTKO負け以降は4連勝中。2つのスプリット判定、1つのマジョリティ、もうひとつはユナニマスと判定ながら接戦を制している。
1R、ともにオーソドックス構え。いきなりダブルレッグテイクダウンのエスパルザ! 立ち上がるシャオナンを右で差して抑え込んでサイドを奪取。片足を戻すシャオナンを再びパスするエスパルザ。上四方からキムラを狙い、ヒジ打ちを落とすと、シャオナンが出血。
#UFCVegas27 Official Result: @CarlaEsparza1 defeats Yan Xiaonan by TKO at 2:58 in Round 2.
— UFC News (@UFCNews) May 23, 2021
All #UFCVegas27 Results ⤵️:
2R、シャオナンの左ハイキックを掴んでシングルレッグテイクダウンはエスパルザ! ハーフからパスしてサイド、クルスフィックスで左腕を固定し、右腕も左手で固めて、エスパルザが右手でパウンド! 殴られ続けるシャオナンを見て、レフェリーが試合を止めた。
2R、2分58秒 TKOでエスパルザが5連勝をマーク。「次はタイトルマッチをしたい。どうなるか見てみましょう」と語った。
◆エスパルザ「レスリングのバックグラウンドがあると精通していると思って満足してしまい、時間をかけることを忘れてしまう。今回はしっかりと時間をかけて取り組んだ」
「ゲームプランのすべてを忠実にできたと思う。文字通り、キャンプ中に練習してきたことを試合で完璧に実行できた。自分のパフォーマンスにはとても満足しているわ。正直に言うと、テイクダウンに関しては彼女があれ以上できなかったことに少し驚いている。彼女がクラウディア(ガデーリャ)に対してテイクダウンディフェンスして勝利したのを見ていたから、もう少し苦戦すると思っていたの。
今回のキャンプでレスリングにかなり力を入れてきたから、それは良かったと思っている。今回のキャンプでは自分のチェーンレスリングをしようとした。たくさんの時間をかけたしね。いつもは週に1回くらいのペースだったんだけど、今回は2回に増やした。これでもまだ少ないけど、バックグラウンドがあるものだと精通していると思って満足してしまい、時間をかけることを忘れてしまう。今回はしっかりと時間をかけて取り組んだから、試合でうまくできた。
私の心の中では疑問の余地はない。この階級のランキング3位を仕留めたのよ。間違いなくタイトルマッチは私のものになるはず。どう言えばいいのかは分からないけど。新しい相手と戦うときは自分を試すような気持ちになるから嬉しいと言えるかどうかは分からないけれど、正直、ローズ(ナマユナス)と再戦するとしても、新しく戦う相手だと思うような気がする。私たちが戦ったのはもう随分前だし、彼女は素晴らしいファイターに成長して新しいスキルもたくさん身につけている。とてもワクワクするわ。シンデレラストーリーのような気分よ。経験してきたこと、この階級での浮き沈み、11年以上戦ってきたこと……。Invicta FCではチャンピオンになるまで戦い、TUFに出て勝ってチャンピオンになって、でもあんな悲惨な負け方をして、いろんなアップダウンを経験し、そして約7年後にようやく戻ってこの場所で戦うことができたのはシンデレラストーリーのような感じがするわ」
Next in line for the title? 🙌
— UFC (@ufc) May 23, 2021
🇺🇸@CarlaEsparza1 with an absolute MASTERCLASS tonight at #UFCVegas27! pic.twitter.com/owo1IG00df