キックボクシング
レポート

【KNOCK OUT】バズーカ巧樹が3度のダウン奪い諦めない大谷翔司を振り切って初防衛&リベンジ、ぱんちゃん璃奈が鮮やか初回KO勝ちで完全復活

2021/05/22 20:05

▼第3試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級 3分3R延長1R
〇炎出丸(クロスポイント吉祥寺/元J-NETWORKスーパーバンタム級王者)
判定2-0 ※29-29、29-28×2
×加藤和也(ドージョー☆シャカリキ)


 32勝(5KO)28敗8分の戦績を持つベテランの炎出丸は、これまでヒジ打ちありのREDルールで戦ってきたが、今回はヒジ打ち無しのBLACKルールでの試合となる。「KNOCK OUT出場が決まって素直に嬉しいです。そして僕のキャリア最後の目標が決まりました。BLACKルールでベルトを巻くことです」と、最後はBLACKルールで勝負を懸けたいという。


 対する加藤は4勝(1KO)4敗の選手で「アマチュアの時から憧れて見ていた舞台で自分が試合を出来て、嬉しい気持ちと楽しみな気持ちです」と初参戦を喜ぶ。


 1R、炎出丸は右ローを蹴りつつ左で三日月蹴り。加藤がフックの連打で前へ出てくるとしっかりガード。右ローを狙い撃ちする炎出丸だが、加藤も右ローを思い切り蹴り返す。加藤は勢いのあるパンチを繰り出すが、炎出丸のガードを崩せない。


 2R、ややスピードの落ちた炎出丸だが得意の首相撲に持ち込むとイニシアチブを握る。右ローも徹底的に狙い撃ち。加藤は右フックで反撃する。炎出丸は首相撲からのヒザ蹴りも有効的に使った。


 3R、加藤の右カーフキックにも前へ出る炎出丸が右ロー。しかし、加藤のカーフキックに動きが鈍る。ならばと炎出丸は首相撲に捕まえてのヒザ蹴り連打。得意パターンで削っていく。右フックで反撃する加藤だが、炎出丸は右ボディストレートから首相撲に持ち込んでのヒザ蹴りで完全にペースを握った。

 判定は2-0で炎出丸。苦しい試合ながら得意の首相撲で勝負をもぎ取った。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.335
2024年11月22日発売
年末年始の主役たちを特集。UFC世界王座に挑む朝倉海、パントージャ独占インタビュー、大晦日・鈴木千裕vs.クレベル、井上直樹、久保優太。武尊、KANA。「武の世界」でプロハースカ、石井慧も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント