キックボクシング
レポート

【KNOCK OUT】バズーカ巧樹が3度のダウン奪い諦めない大谷翔司を振り切って初防衛&リベンジ、ぱんちゃん璃奈が鮮やか初回KO勝ちで完全復活

2021/05/22 20:05

▼第7試合 KNOCK OUT-BLACKフェザー級 3分3R延長1R
〇栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)
KO 1R 3分00秒 ※3ノックダウン
×No-Ri-(ワイルドシーサーコザ/元TENKAICHIバンタム級王者)


 栗秋は強打を武器に2020年2月のKNOCK OUTで駿太をヒジでTKOに破るなど4連勝を飾っていたが、その後は宮元啓介、ダウサコン、笠原友希、そして今年1月には兼田将暉にも敗れて泥沼の4連敗。かつての勢いを取り戻すべく連敗脱出を懸ける。


 対するNo-Ri-は沖縄の格闘技イベント『TENKAICHI』を主戦場とするファイター。2017年3月にTENKAICHIバンタム級王座決定戦で2RKO勝ちを飾って、初のベルト奪取に成功。前回の試合は昨年3月にフェザー級契約で、相手選手の反則により不本意な判定勝利。その後はコロナ禍で試合機会に飢えており、今回のKNOCK OUT初参戦に闘志を燃やしているという。バックスピンキックなど派手な大技を武器とし、入場時は派手なダンスを披露して会場を沸かせる、「TENKAICHI」きっての人気ファイターがKNOCK OUTに初登場。


 1R、ステップを踏みながらリングを大きく回り込むNO-RI-。時折、後ろ蹴りを繰り出す。栗秋はパワフルなミドル、左フックで脅かせる。栗秋は左ボディをヒットさせると左フックをフォローしてダウンを奪う。NO-RI-の右ローに右ハイを返してダウンを追加。最後はパンチの連打からの右ハイでダウンさせ、栗秋が連敗を脱出した。


 栗秋はコーナーに登ると、勝利のムーンサルトを決めた。

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