キックボクシング
レポート

【KNOCK OUT】バズーカ巧樹が3度のダウン奪い諦めない大谷翔司を振り切って初防衛&リベンジ、ぱんちゃん璃奈が鮮やか初回KO勝ちで完全復活

2021/05/22 20:05

▼第5試合 KNOCK OUT-REDスーパーフライ級 3分3R延長1R
×松崎公則(STRUGGLE/元REBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王者、元REBELS-MUAYTHAIフライ級王者、元WPMF日本スーパーフライ級王者、元J-NETWORKスーパーフライ級王者)
TKO 2R 2分46秒 ※ヒジによるカット→ドクターストップ
〇花岡 竜(橋本道場/イノベーション・フライ級王者)


 花岡はアマチュアで28冠王を達成し、122勝20敗15分という驚異的な戦績を引っ提げて2019年春に中学卒業後すぐにプロデビュー。2020年8月のINNOVATION主催興行で王座認定戦を行い、勝利して無敗のまま王座に就いた17歳(高校2年生)。関係者からの評価も高く“平成最後の怪物”と呼ばれている。デビュー以来の無敗記録を更新していたが、今年2月のNO KICK NO LIFEでの士門との若き怪物対決に敗れて初黒星。戦績は6勝(2KO)1敗1分。


 1R、圧力をかけて前に出る花岡が蹴りからパンチ、パンチから蹴りへと矢継ぎ早に攻撃を繰り出す。右ヒザ蹴りで松崎が声をあげると前蹴り、パンチ、ヒザでボディを狙い撃ち。かと思えばヒジを打つと様々な技を上下に散りばめて、松崎をコーナーから出させない。


 2R、花岡は左右ハイキック、左フック、右ストレートと次々攻撃。蹴り足をキャッチして足払いし、松崎が倒れるまえにパンチとヒザ蹴りをヒットさせるという驚異のスピードを見せる。松崎も打ち合おうとするが、パンチにこだわらず様々な技を繰り出す花岡に翻弄される。そして花岡の右ヒジ一閃。松崎の左頭部から血が噴出する。


 ドクターチェックでストップがかかり、花岡が圧巻のTKO勝ちを収めた。

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