▼セミファイナル(第8試合)スーパーファイト KNOCK OUT-BLACK女子 46.5kg契約 3分3R延長1R
〇ぱんちゃん璃奈(STRUGGLE/KNOCK OUT-BLACK女子アトム級王者)
KO 1R 2分30秒 ※右ストレート
×MIREY(HIDE GYM/J-GIRLSピン級&WMC日本女子同級王者)
ぱんちゃんは2020年11月の試合で拳の脱臼による靭帯断裂で手術、戦線を離脱していたが、今大会で復帰を果たす。両者は2019年10月に対戦し、ぱんちゃんが判定3-0で勝利を収めている。ぱんちゃんは「絶対にダウンを取りたい。その次に戦いたい相手と戦うためにきっちり差をつけたい」と宣言しており、リベンジを狙うMIREYは「今回は自分の試合をして勝ちたいと思います。久しぶりの試合でMIREY旋風を吹かせます」と、そうはさせないとコメントしている。
1R、ぱんちゃんは右ローと前蹴り、MIREYが連打をボディに打ちながら突っ込んでくるとぱんちゃんは捕まえてのヒザ蹴り。ぱんちゃんは顔面とボディへ前蹴り、ワンツーを打つ。MIREYはボディから入るがぱんちゃんの首相撲に捕まる。
その展開が続く中、MIREYの右ローにぱんちゃんが矢のようなワンツーのカウンター。MIREYが回転するようにして倒れ、レフェリーが即座にストップ。鮮やかなKO勝ちにぱんちゃんは歓喜の雄叫び。そして嬉し涙がこぼれる。デビュー以来無傷の10連勝をKOで飾った。
ぱんちゃんはマイクを持つと「ダウンが取れない、KOができないと言われて悔しかったので。すっとパンチの練習をしてきました。諦めずに下半身強化、全部強化して倒せる選手になって帰ってきました。これから階級が上のチャンピオンと戦っていくので新生ぱんちゃんとしてよろしくお願いします」と、上の階級を狙っていくとアピールした。