▼第7試合 インフィニティリーグ2020バンタム級 5分2R
△石井逸人(勝ち点8/TRIBE TOKYO M.M.A.)
[判定0-0] ※19-19×3
△野尻定由(勝ち点5/赤崎道場A-SPIRIT)
勝ち方で優勝の行方が変わるインフィニティリーグ。最も優勝に近いのが勝ち点トップの石井逸人(勝ち点7)。これに勝ち点4の小野島恒太と野尻定由が続き、2人が優勝するには一本かKOを狙うしかない。今年も最終戦までもつれた混戦を征するのは誰だ!?
石井は、2019年11月にPANCRASEで瀧澤謙太にTKO負けを喫したものの、一條貴洋、齋藤翼に判定勝ちし、小野島恒太にドロー。2021年1月の前戦では、よしずみを1R 腕十字に極めている。
対する野尻も1月の小野島戦のドロー以外、プロでは負け無し。2021年3月の前戦では一條貴洋を2R、リアネイキドチョークで極めている。
1R、右のカーフキックを3発当てる野尻。左で差して組む野尻に払い腰テイクダウンは石井! パウンドからすぐに背中に跳び乗り、スタンドで左足をかけていく。さらにバックテイクから4の字ロック、ハーフネルソンからマウント。さらにバツクマウントからヒジを突く。
2R、右のカーフキックを打つ野尻。さらに左から右で飛び込む。今度は石井が右ロー。頭下げて左右を振りながら、近づいて右ヒザは野尻! 大きな右のオーバーハンドをかわしてダブルレッグテイクダウンは石井。
野尻は金網使い立つが、ボディロックする石井は脇を潜り、引き込み。そこに正対した野尻はトラックポジションになるが、ヒザ十字ではなく正対。下からの石井の三角絞め、腕十字の仕掛けを潰してブザー。判定(19-19×3)まで持ち込んだ石井の優勝が決定。