▼バンタム級 5分3R
〇トニー・グレーブリー(米国)135.5lbs/61.46kg
[2R 1分31秒 TKO] ※左ストレート
×アンソニー・バーチャック(米国)135.5lbs/61.46kg
1R、ともにオーソドックス構え。右を当てたグレーブリー、組んだグレーブリーは四つから回してテイクダウン。立ち上がるバーチャックは右で小手に巻き、崩すが、離れ際にグレーブリーが右ストレート! ダウンしたバーチャックだが、下から跳ね上げスイープ。
上を取るとグレーブリーの立ち際にアームインギロチン! しっかりクローズドガードに入れるが、頭を抜いたグレーブリーが、バーチャックの立ち際をバックから崩してパウンド! 左手を背後から内側でコントロールし、右手で脇下からパウンド連打! 止めないレフェリー。立ち上がるバーチャックにまたもグレーブリーが右フックを当ててゴング。
#UFCVegas24 Official Result: (@TonyGravely135) defeats Anthony Birchak by TKO, Round 2, 1:31
— UFC News (@UFCNews) April 17, 2021
2R、バーチャックの右の打ち終わりに組むグレーブリー。ダブルレッグに入ると尻下でクラッチして左に回してテイクダウン! バーチャックは金網際で立ち上がり、右前蹴りもそこにグレーブリーはカウンターの左ストレート! バーチャックが後方に倒れ、すぐにレフェリーが試合を止めた。
#UFCVegas24 Official Result: (@TonyGravely135) defeats Anthony Birchak by TKO, Round 2, 1:31
— UFC News (@UFCNews) April 17, 2021
グレーブリーはMMA21勝6敗、UFC2勝1敗に。バーチャックは古巣UFCにカムバック2戦目も勝利ならず。オクタゴン2連敗となった。
◆グレーブリー「ただのレスラーだと思われているけど、何でもできるんだ」
「最高の気分だ。振り返ると、こうすればよかったとか、ああすればよかったと思うかもしれないけど、気分は最高だよ。初めてのフィニッシュだし、自分のことをただの退屈なレスラーだと思っている人が多かったかもしれないけど、そうじゃないってことを示したかったんだ。
前回のパフォーマンスはいつもの戦い方じゃなかった。とにかくフィニッシュできたことが良かったし、ノックアウトできてよかった。前回の試合はスプリット判定で終わってしまい、自分は明らかにユナニマスだと思っていたのに、守りに入って本気で打ち込まず、それでもフィニッシュを狙おうとしたうとしたのは、自分の責任だ。今回は精いっぱいやって倒そうと思っていた。いつもブロックとリターンを同じ方でやるようにしている。向こうはターンでキックを放ってきたけど、こっちはフックを打ち込んでいった。それが当たって相手が倒れたから全力で追い詰めて仕留めようとした。
That's how you open up a show!
— UFC (@ufc) April 17, 2021
🙌 @TonyGravely135 gets the TKO in our first bout of the night.
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とにかくひたすら削っていくだけ。ダメージが蓄積すると、どんなにタフな選手でも消耗するから、とにかく削っていったんだ。良い打撃を当てることができたから、最後までひたすら削っていった。これで自分のスタンディングにも注目してもらえるんじゃないかな。さっきも言ったように、ただのレスラーだと思われているけど、何でもできるんだってことを分かってもらえるはず。とにかくアクティブでいたい。勝ちたいし、できるだけ試合がしたい。試合をして勝って、ボーナスをもらいたい」
【中止】
キャッチウェイト(139lbs/63.05kg)5分3R
ザラ・フェイリン(147lbs/66.68kg)**
ジェジアニ・ヌネス(136lbs/61.69kg)
※フェイリンが体重超過。体重管理に問題があったとして試合は中止に。