▼ミドル級 5分3R
〇ジェラルド・マーシャート(米国)185.5lbs/84.14kg
[1R 2分00秒 ギロチンチョーク]
×バルトス・ファビンスキ(ポーランド)184.5lbs/83.69kg
ファビンスキのダブルレッグにマーシャートがギロチンチョークを合わせてマウントに。上から絞り、最後はハイエルボーの形で極めた。マーシャートは2020年9月のチマエフ戦のKO負けから再起。
◆マーシャート「レスリングのチェストラップから始めるのがコツだった」
「最大の敵は自分自身。自分が強いことを自分自身に対して証明しないといけなかった。自分は戦えるし、UFCで12試合から13試合してきたから、最高の相手と戦える。ただ、頭の中の声を消して実行あるのみ。最終的に向こうが打ってくるという意味では予想通りだったけど、それでもちょっと驚いた。戦いを挑んできたんだ。立ち技では向こうの方が打ってきた。こっちが振りかぶれば相手も振り返してきて熱かったね。いつもは相手がショットを打つ前に少し手を出してくる感じだったんだけど、彼は打ち合おうと思ったらしく、少しだけそうなった。
クリンチしているときの彼のボクシングはすごくて、こちらにテイクダウンさせないためのものだったと思う。だから頭や肩の位置を変えずに、向こうがアンダーフックなどを使えないようにしたんだ。できるだけケージに背中をつけないようにして、向こうが打ってきたら自分は胸を張ってギロチンを狙ったら、それがうまくいった。
With his victory tonight at #UFCVegas24, Gerald Meerschaert (@The_Real_GM3) earns his sixth UFC submission, a new UFC middleweight record. He passes Demian Maia, Rousimar Palhares, Thales Leites, and Antonio Carlos Junior.
— UFC News (@UFCNews) April 18, 2021
彼がケージ内の“ダブルス”を好んでいるのは分かっていたし、たくさんの対戦相手が間違った方向に行ってしまい、背中を見せてしまうことがある。彼はそこからのリフティングがとてもうまいから、頭の方を向けばそれを防げる。レスリングのディフェンス技であるチェストラップから始めるのがコツで、腰を落とし、頭に向かって重くなるようにする。ギロチンと組み合わせた。この方法で座らせてくれ。首を取るか、勢いをつけてしゃがみ、腰を落として倒そうと考えていた。一番良いシナリオは彼の首を取ること。最悪のケースは飛び上がってマウントを取り、戦い続けるパターンだ。もうすぐ父親になるから、戻ってそれに専念しないといけない。完璧なシナリオは家に戻って家族と過ごし、年内にもう一度、試合をすることだ」