キックボクシング
レポート

【新日本キック】勝次が豪快なKOで復活。重森はパーフェクトゲーム、ブラボはヒジ打ちからのパンチで初回KO、アリスは悔しい敗北

2021/04/12 00:04

▼第5試合 女子52kg契約 2分3R
×アリス(伊原道場本部)
判定2-0 ※30-28×2、29-29
〇武内紗耶香(格闘技スタジオBLOOM)


 アリスは現在17歳。日本人の父とイスラエル人の母を持つハーフで、4歳から伊原道場で練習を積み、2019年3月にプロデビュー戦を勝利で飾った「ミスセブンティーン2018」の美少女モデル。9月のプロ2戦目でERIKOに判定負けを喫し、2020年10月の上野hippo宣子戦では身長170cmの長い脚から繰り出すミドルキック、ヒザ蹴りでプロ2勝目をあげた。


 武内は2月に宮崎若菜とのデビュー戦ではパワーと左ストレートを武器に前に出るも惜敗。9月の第2戦もアマチュアRISE全日本女子大会で準優勝した山本知美に、ハイキックによるカットでTKO負け。アリスを相手に初勝利を目指す。


 1R、武内が距離を詰めてパンチ連打。アリスは抱え込むもののヒザ蹴りまでつなげず、武内の連打をなかなか止められない。武内のパワーと手数に押されて、アリスは飲まれてしまったまま。


 2R、アリスは右ハイ、右フックで反撃。だが武内は距離を詰め、腕を掴まれてももう片方でパンチを当てる。アリスは1つ1つの技は綺麗だが単発。武内に懐に潜り込まれて、ロープやコーナーに押し込まれると防戦一方に。武内がペースを握ったまま終了。


 3R、アリスが右ミドル、ハイとパンチで反撃。武内は前に出て、距離を詰め、ロープ際に押し込む戦法だが、圧力はやや弱まる。距離が少し空き、ようやくアリスの技が出るようになったところで試合終了。


 判定は2-0で武内。アリスはガックリと肩を落とし、バックステージでは涙。長いリーチを活かせず、プロ4戦目は悔しい敗戦となった。一方の武内は、常に前に出て、粘り強く攻撃を当てて嬉しいプロ初勝利。

▼第4試合 日本フェザー級 3分3R
〇平塚一郎(トーエルジム)
TKO 2R 0分25秒 ※ヒジ打ち
×仁琉丸(富山ウルブススクワッド道場)

▼第3試合 フェザー級 3分3R
〇木下竜輔(伊原道場本部)デビュー戦
判定3-0 29-26×3
×湯本和真(トイカツ道場)

▼第2試合 新日本キックルール女子スーパーバンタム級 2分3R(55.3kg)
〇七美(真樹ジムオキナワ)
判定3-0 ※30-27×2、30-28
×田中美宇(TESSAI)

▼第1試合 女子50kg契約 2分3R
〇オンドラム(伊原道場本部)
判定3-0 ※30-27×2、30-28
×栞夏(トーエルジム)

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