キックボクシング
レポート

【新日本キック】勝次が豪快なKOで復活。重森はパーフェクトゲーム、ブラボはヒジ打ちからのパンチで初回KO、アリスは悔しい敗北

2021/04/12 00:04

▼第8試合 61kg契約 3分3R
〇髙橋亨汰(伊原道場本部/日本ライト級王者)
判定3-0 ※30-28×2、30-29
×山浦俊一(新興ムエタイジム/現WBCムエタイ日本スーパーフェザー級王者)


 高橋は極真空手出身で、兄は極真会館第12回全世界空手道選手権大会4位の高橋佑汰。2015年10月にキックボクシングデビューし、多彩な蹴り技で2019年7月に日本ライト級王座に就いた。9月大会ではNJKFライト級2位・野津良太(E.S.G)に初回TKO勝ちを収め、10月大会ではベテランの健太を判定2-0で破る金星を得た。


 山浦は15歳でプロデビューするも16歳から21歳まで現役を離れ、22歳で復帰。2019年9月にNJKFスーパーフェザー級王座を奪取している。2020年12月にWBCムエタイ日本スーパーフェザー級王者・葵拳士郎(マイウェイジム)に挑戦し、判定3-0で王座を奪取した。2021年2月にはNKBで高橋亮と対戦したがハイキックでTKO負け。今回が再起戦となる。


 1R開始からフェイントを掛け合い、蹴りやパンチで牽制し合う。終盤、高橋が左ミドルや左ストレートをヒット。

 2R、高橋がペースを握り、フェイントにも素早く反応。山浦はなかなか前に出てパンチを打つチャンスが作れない。終盤、山浦のボディがヒットするも決定打にはならず。


 3R、山浦が前に出るが、高橋は攻撃をかわしてはカウンター。「当てさせずに、自分だけ当てる」でペースを支配する。山浦も反撃を試みたものの、高橋の上手さの前にペースを奪い返すには至らず。判定は3-0で高橋の勝利。

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