▼第9試合 BOM 51.50kg契約 3分5R
〇竜哉・エイワスポーツジム(エイワスポーツジム)
判定3-0 ※50-47×2、49-47、
×MASA BRAVERY(BRAVELY GYM)
竜哉は小学4年生でムエタイを始め、アマチュア時代は約100戦を経験して9本のベルトを巻いた。中1の時にタイでプロデビューを飾り、タイで試合(約20戦)・練習経験を積んで2018年4月に満を持して国内プロデビュー。いきなりWMC世界ピン級王座を獲得して世界王者となった。
2019年7月にはタイでIBFムエタイ世界ミニフライ級王座決定戦を制して日本人3人目のIBFムエタイ世界王者となり、9月には同じくタイ・ラジャダムナンスタジアムにて日本人として8人目のラジャダムナンスタジアム王者に。凱旋試合となった12月のWPMF世界ライトフライ級王座決定戦では判定2-0で惜敗したが、2020年2月にKO勝ちでWPMF世界ミニフライ級王座を獲得した20歳。2月の『RISE ELDORADO 2021』でRISEルールに初挑戦し、渡邊愼一から判定3-0(30-29、30-28×2)で勝利を収めた。
今回対戦するMASAは、九州地区で活躍するムエタイ選手。元WMC日本スーパーフライ級王者、スックワンキントーン同級王者の二冠王で、2020年11月の『KODO』ではアマチュア5冠王に輝いた石渡悠真からKO勝ちを奪っている。タネヨシホ、大崎孔稀、片島聡志らと拳を交え、2018年2月に仲山大雅から勝利を収めた1勝が光る。
1R、圧力をかけて前に出るMASAに竜哉はロープを背負って左ミドルを蹴る。スペースができるとパンチをねじ込むように打つ竜哉は左ボディも叩く。MASAは組み付くと左ヒジを打つ。
2R、竜哉は蹴り足をキャッチして返しの攻撃を多用。MASAはパンチを打って組み付いてのヒザに持ち込む。パンチを一発一発強く打つ竜哉はボディと顔面へ打ち分ける。
3Rも前へ出てくるMASAに竜哉は下がりながら回り込む。MASAは完全に組みヒジ&ヒザの戦法。竜哉は左ミドルを多用し、MASAの蹴り足をキャッチしてリングに叩きつける。強い左ボディもヒットさせた。
4Rも前に出るのはMASAだが、首相撲では竜哉がコカし、組む前には蹴りをもらう。MASAが蹴ると竜哉はキャッチして転倒させる。
5R、竜哉は蹴り足のキャッチ、首相撲でMASAをコカしていく。MASAは組んでのヒジ、ヒザに活路を求めるが組みで封じられる。竜哉は離れるとジャブ、前蹴り。MASAのパンチは空を切らせ、相手の攻撃をほとんど受けない完封勝利で試合を終わらせた。