ハイキックを蹴る朝陽だが、パンチを狙いすぎてタフなポンチャンを倒せず
BOM WAVE04 - Get Over The COVID-19 -第1部
2021年4月11日(日)神奈川・横浜大さん橋ホール
▼第11試合 BOM 56.00kg契約 3分5R
〇朝陽・PKセンチャイムエタイジム(PKセンチャイムエタイジム)
判定3-0 ※49-48×2、49-47
×ポンチャン・Brave Gym(タイ/Brave Gym)
朝陽は名高、竜哉とともに期待されるエイワ三銃士の一人で、ムエタイスタイルの2人とは違い強打が持ち味の18歳。これまでMA日本フライ級王座、ルンピニージャパン認定スーパーバンタム級王座、ムエサイアム・イサーン・バンタム級王座を獲得。2020年2月にはWBCムエタイ世界スーパーバンタム級王者となり、今年2月にはONE Championshipとの契約を発表した。
1R、サウスポーのポンチャンは左ミドル主体。朝陽は右ボディストレートを狙い撃ちし、左ボディと左フックのダブルを多用する。終盤には左フックから左ボディ連打も。
2R、初回はパンチにこだわっていた朝陽はローとミドルを蹴るようになり、右ボディストレートと左ボディを打ち込む。しかし、ポンチャンに右ボディに左ストレートを合わされてあわやの場面も。慎重になった朝陽は左右ローを蹴る。
3Rはポンチャンが前へ出て左ストレートを狙う。朝陽は右ローから左フックのコンビネーション。さらに右ストレートもヒットさせるが、タフなポンチャンは前へ出てストレートを伸ばす。
4Rも前に出てくるポンチャンに朝陽は手詰まり気味になるが、それでも前足へローを集中。前足への左右ローから右ストレート、左フックにつなぐ。ローのダメージを感じさせるポンチャンだが前へ出続ける。
5Rも前足へのローを蹴る朝陽。セコンドからは「倒しに行け」との指示が出るが、ポンチャンは朝陽のパンチにカウンターの右を放つなどしぶとい。朝陽は右ストレート、左ボディからの左フックを繰り出すが、ポンチャンがヒジのフェイントを入れるとなかなか攻め切れない。