▼第2試合 3分3R エキシビション(勝敗なし)
京口絋人(ワタナベジム/2階級制覇王者、現WBA世界ライトフライ級スーパー王者)
勝敗なし
八重樫東(大橋ジム/元3階級制覇王者)
無敗の世界2階級制覇王者の京口が、元世界3階級制覇王者の八重樫と拳を交える。八重樫は2019年12月23日にIBF世界フライ級タイトルマッチを戦った最後の試合以来のリングとなる。
両者ともヘッドギアを着用。1R、右フックから左ボディで前へ出るのは京口。八重樫はブロックを固めてジャブ、左アッパーを突き上げる。左右ボディを叩く京口に八重樫は左右フック。八重樫は身体を沈めて京口のパンチをかわし、左右フックを返す。
2R、スピードと手数を上げる京口。八重樫が左右ボディを叩くと京口も同じ技を返す。ジャブを出す八重樫に京口は左ボディを返すが、両者とも3Rの備えてか後半は温存。
3R、ショートの距離でフック、アッパー、ボディを打ち合う両者。お互いに下がらずパンチを繰り出す。ボディの打ち合い、八重樫は左右フック、すかさず京口は左ボディを突き刺す。京口のショートの連打が八重樫の顔面を捉えるが八重樫は下がらない。両者が足を止めて打ち合いを挑む。八重樫が左フックをヒットさせると、京口も右ストレートを返す。最後まで打ち合って終了した。
八重樫は「疲れました。大先輩の3人の世界チャンピオンの方(解説の竹原慎二、畑山隆則、渡嘉敷勝男)の文句なのか激励なのかのおかげで戦えました。ありがとうございました」と笑う。
京口は「コロナ禍の中、駆けつけてくれたファンの皆さん、視聴してくれたファンの皆さん、ありがとうございました。めちゃくちゃいい刺激をいただきました。ありがとうございました。今回のイベントは僕の中で大事な1日で、アメリカでの防衛戦の前の大事な1日かもしれませんが、餞別という形で大先輩が胸を貸してくれたので感謝の気持ちしかないです」と、八重樫に気合いを入れてもらったと語った。