ダースチョークを極めにいくクレベル。この瞬間、気合のフィニッシュを予告した(C)RIZIN FF
大晦日にさいたまスーパーアリーナで開催された「Yogibo presents RIZIN.26」の67kg契約(5分3R・ヒジ有り)試合で、元KSWフェザー級王者のクレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)がRIZIN初参戦。
元PXC同級王者のカイル・アグォン(グアム/SPIKE22)と対戦したクレベルは、1R4分22秒、ダースチョークでアグォンに衝撃の一本勝ち、RIZINデビューを飾った。
右のオーバーハンドフックを効かせたクレベルは、前方に崩れながらも足を手繰りにきたアグォンに得意のダースチョークへ。
その際、アグォンの首を腕で三角にキャッチしたクレベルは、まだタップを奪う前から「絶対に極めるぞ!」と叫びながら、マウントに移行、アグォンを上から絞めて失神させている。
これまで一本負けが無かった実力者アグォンを極めたクレベル。
2017年には、ポーランドで5万人以上の観客を集めた「KSW39」でマルチン・ロゼクを破りフェザー級のベルトを獲得している元欧州王者は、試合後のインタビューで、「いろんなプレッシャーがあったけど、これが自分のチャンスだったから絶対一本で勝つと信じていた。斎藤チャンピオン、お願いします」と、RIZINバンタム級王座挑戦をアピールした。