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インタビュー

【RIZIN】クレベル・コイケが試合中に叫んだ「絶対に極める!」、朝倉未来と王者・斎藤裕争奪戦に。榊原CEOはフェザー級GP開催を示唆

2021/01/02 17:01

クレベル「私は一年待っていました、このチャンスを」



──試合後の率直な感想をお聞かせください。

「(※日本語で回答)あー、凄く嬉しいです」

──初めてのRIZINでの試合をどう感じましたか。

「最初は緊張した。でも勝ったからすごくいい。私は一年待っていました、このチャンスを。試合が決まったのが嬉しい」

──実際に対戦して、相手のカイル・アグォン選手の印象はいかがでしたか。

「凄く強いけど、勝てて嬉しい」

──「緊張してた」のはいつもより?

「まあ、いつもじゃない? 今日すっごい緊張だったな、最初だけ。長い間、試合やってなかったし(2019年9月以来)。あと、日本での試合ですごい緊張して、なぜかと言うと、家族や生徒やファンが近くにいるから、それがちょっと日本で戦うプレッシャーかな(笑)。これがヨーロッパだったらプレッシャー無いから」

──まだクレベル選手を知らないファンにメッセージを。

「一般の人、まだ知らないね。私、コイケ・クレベルです。これからみんな名前を覚えてください。私、ほんと強いんで。もっと頑張って来年、ベルト欲しいです」

──「はっきり寝技で一本勝ちしたい」と言っていましたが、今日はパンチからダウンで一本の流れを想像していましたか。

「それがプランでした。いつも自分はキックボクシングの練習もしているし、いつも試合前に考えている。私は信じてた。最初にパンチが当たって、彼が落ちて。サブミッションを信じてるから」

──最後はダウンを奪った相手のシングルレッグにカウンターのダースチョークでした。まだタップを奪う前、マウントに移行するときに、何か言っていましたよね? 何と言っていたんですか。

「自分を信じてるから、今日絶対一本勝ちで、絶対極まってると。いろんなプレッシャーがある。これが自分のチャンスだったから、一本勝ちしてやろうと。今日絶対勝つね、一本勝ちで勝つね、と信じていた。だから、あの時に『絶対極める!』と言ってた」

──今後、戦いたい相手は?

「タイトルマッチ、斎藤(裕)と。斎藤チャンピオン、お願いします。3月23日、名古屋かな、試合やりたいな」

──朝倉未来選手と斎藤裕選手とだったら、どちらと戦いたい?

「いまは斎藤だね!」

アグォン「一発右をもらい試合が決まってしまった」

──試合後の率直な感想をお聞かせください。

「試合前も調子が良くて、打撃もキレている気がしたけど、相手のテイクダウンの対処もできたと思います。まだ試合を見直していないので分かりませんが、フックを貰う前から記憶が無くて、コーチが言うには、右フックをもらってシングルレッグでテイクダウンに行ったところをダースチョークで捕まってしまったと言っているのですが……調子は良かったと思います」

──対戦を終えて、相手の印象は違いましたか。

「特に思ったより強くはなく……我々のスポーツはクレイジーで、何が起こるか分からない。一瞬で展開が変わってしまう、そういうスポーツだと思っています。自分も調子が良くて良い感じで試合が出来たと思ってますし、ただ一発、右を貰ってしまって、試合が決まってしまった。自分の中では調子が良くて、相手の打撃を軽視ではないが、自分が自信過剰になり相手のパワーを見誤ってしまった、という感じはあります」

──今後の展望を教えて下さい。

「まずはグアムへ帰って、家族との時間を過ごしたいです。今年(2020年)は特に大変な、クレイジーな一年だったので、その中で試合ができたことは、祝福された気分だなと思っています。今回の試合で3連敗になりましたが、とりあえずグアムに戻って自分がどういう風になるのかもう一回見つめ直したいと思います。この試合に関しては、持っているものを思い切りぶつけてやろうと臨んだのですが、今こうやって大晦日にここにいる事が、恵まれているんだなということを噛み締めています。この後、美憂選手が試合をするので、今はそちらに集中して、自分が彼女(のセコンド)を通して勝利を祝おうと思います」

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