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【RIZIN】堀口恭司がKOで王座奪還! 那須川勝利で武尊に「一緒に盛り上げよう」、朝倉未来が弥益をKO、五味は皇治と激闘、女王は浜崎に、クレベル鮮烈失神チョーク葬勝利、井上が元谷に一本勝ち、萩原が平本をTKO、所が太田に一本勝ち、シバター「勝利」に変更

2020/12/31 13:12
「Yogibo presents RIZIN.26」2020年12月31日(木)さいたまスーパーアリーナ▼第15試合 RIZINバンタム級(61kg)タイトルマッチ 5分3R ※ヒジ有り×朝倉 海(トライフォース赤坂)[1R 2分48秒 TKO] ※右フック→パウンド〇堀口恭司(アメリカン・トップチーム)※堀口が第4代王者に  大晦日のメインイベントとして、現RIZINバンタム級王者の朝倉海(トライフォース赤坂)と、初代同級王者の堀口恭司(アメリカン・トップチーム)による、2019年8月18日以来の再戦が「バンタム級タイトルマッチ」として行われる。前戦では、朝倉海が1R1分08秒、KOで堀口に勝利。  元UFCトップファイターの堀口は海戦後、右膝前十字靭帯断裂と半月板損傷により手術を行い、RIZINバンタム級王座とBellator世界バンタム級王座を返上。今回が1年4カ月ぶりの再起戦となる。  初代THE OUTSIDER 55-60kg級王者で現RIZINバンタム級王者の朝倉海は、堀口戦後、2019年大晦日にマネル・ケイプには敗れたものの、佐々木憂流迦、扇久保博正、昇侍をいずれも1R TKOに下しており、2020年3試合目の勝利を手土産に2021年、海外挑戦を目指す。  堀口恭司のセコンドにはATTの名将マイク・ブラウンと亡き二瓶弘宇館長の次男・竜宇氏。朝倉海のセコンドには未来と堀鉄平氏。  国歌斉唱後、タイトルマッチ宣言。青コーナーは挑戦者・堀口恭司。赤コーナーは王者・朝倉海。  1R、拳を合わせて、肩を叩いた堀口。ともにオーソドックス構え。中央を取り左右スイッチしてうかがう堀口。朝倉は左ジャブのフェイント。堀口の右ロー=カーフキックにバランスを崩す。慎重な出足。さらに右ローは堀口。朝倉も左ハイで牽制。  右のカーフキックを当てる堀口。朝倉の足の色が変わる。朝倉も右ローを返す。堀口の右ローを空振りさせて詰める朝倉に右を当てる堀口!  朝倉の左ハイをブロックする堀口。さらに右のカーフキックのダブル!! 効かされた朝倉。片ヒザを着くが、戻して跳びヒザを狙うが、そこに堀口は右フック! さらに右のダブル! ダウンした朝倉に堀口はパウンド3発! レフェリーが間に入った。  見事なKOで、王座を奪還した堀口は、「やっと取り戻せました。長い間自分のケガとか、負けたりして待っていてもらってありがとうございます。コロナで大変な時期ですけど、みんな、やることやってれば結果を残せる。いいことあると思うので頑張ってください。(ベルトを)やっと取り戻したなと。長い怪我を──自分は気にしてないですけど、周りが気にしていたんで──自分は周りの言葉を聞かず、自分を信じて、チームを信じてやっていたんで結果を残せて良かったです。(朝倉海の)動きや特徴を研究してきました。(選手生命は終わらないですね)そうっスよ。終わんないっスよ。こっから、こっから!」と、完全復活を語った。 [nextpage] ▼第14試合 RIZINキックボクシングルール 3分3R〇那須川天心(TARGET/Cygames)[判定3-0] ※30-28、30-27×2×クマンドーイ・ペットジャルーンウィット(タイ)  那須川は2014年7月にRISEでプロデビューして以来、キックボクシング37戦全勝、MMA4戦全勝、ミックスルール1戦全勝といまだ無敗を誇る“神童”。ムエタイ選手とはこれまで5戦(スアキムとは2戦)して全て勝利を収めている。  クマンドーイは9歳からムエタイを始め、これまでに150戦を経験。現在ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級1位(ルンピニーでも5位)にランキングされ、日本でもその強さを見せつけた王者サオトー・シットシェフブンタムのライバルである。2020年3月には11連勝中だったサオトーから勝利を奪っているほか、本人の証言によれば4~5年前にロッタンから勝利を収めたこともあるという。  2014年にオムノーイスタジアムのフライ級王者、2018年にはWBCムエタイ世界スーパー・バンタム級王者となっている。サオトーの兄であるサオエークとも対戦し、敗れてはいるが左フックでダウンを奪っている。パンチ&ローキックが得意。  試合前にリングサイド席に現れた武尊。場内が騒然となる。  1R、サウスポーの那須川に、クマンドーイはオーソドックス構え。那須川最初の左ハイの牽制は避けたクマンドーイ。強い右ミドルを当てるも、那須川も右から左ローで軸足をこかす。ワンツー&ローをまとめる那須川。クマンドーイの二段蹴りは当たらず。  クマンドーイの右ミドルを掴んで右を狙う那須川。左ミドルを効かす那須川にクマンドーイは右を強振も空振り。左の跳びヒザは那須川もクマンドーイはつかんで投げる。その攻撃に注意を受けるクマンドーイ。  右ミドルを突くクマンドーイ、その打ち終わりに右から左ストレートを突く那須川は若干慎重。武尊の目の前で手の内を見せ辛いか。那須川は左ハイをブロック上に当てる。  2R、右ジャブから突く那須川。右から左ストレートを突く那須川。クマンドーイも右で奥足ロー。那須川の左右にクリンチから後方に回して投げる。右ローを打ち込むクマンドーイ。さらに右ミドルもすぐにコンビネーションで返す那須川は、クマンドーイの右ミドルからの右スーパーマンパンチに那須川は左フック! バランスを崩しすぐに立ち上がる。ノーダウン。  コーナーに追い込む那須川だが、左を強振し押し戻すクマンドーイは右ミドル! その打ち終わりに那須川は左右を狙い胴廻し回転蹴りも。  避けるクマンドーイに左ボディ打ち、さらに至近距離の左ハイ! クマンドーイも右ハイをブロック上に返す。  3R、右ミドルを当てるクマンドーイ、さらに左をかわして右を打ち込む那須川。クマンドーイの左をかわして左ハイは那須川! さらに連打もクリンチ。コーナーに詰めてトリケラトプス拳を見せた那須川。  クマンドーイは右ミドルのダブル! しかし那須川は左ジャブ、左ストレート! 下がるクマンドーイに左ボディを突きコーナーに詰める。クマンドーイのミドルをカットする那須川。  さらに左右を詰めるとクマンドーイは蹴りながらも後退。クマンドーイの左ジャブに連打を返す那須川。左ハイで追い込んだところでゴング。  判定は3-0(30-28、30-27×2)で那須川が勝利。38戦全勝をマークしながらも笑顔は見せず。試合後、那須川はマイクを取り「ちょっと硬くなってしまって。クマンドーイ選手、これまで戦った選手で一番蹴りが硬くて長くて苦戦してしまって。今回、急なオファーを聞いていただきありがとうございます」と試合を振り返った。  続けて、「まだまだ未熟で会長からも怒られるんですけど、もっともっと強くなっていきたいです。こういうコロナ禍の中、やりたいことがやれない状況、たくさんあると思います。格闘技は闘う競技で、いろんなことと戦っていくんですけど、格闘技以外でも前に進んでいくことが最高の人生を送れると思います」と続けると、「今日、武尊選手、会場に来てくれてありがとうございます。何も決まってないですけど、一緒に格闘技を盛り上げましょう」と、呼びかけた。  また、リングサイドで観戦した極真空手時代の友人で2歳上の横浜流星に「互いに切磋琢磨してこうして会えて嬉しい、幸せだよ」と話すと、横浜流星も「テレビで見るより迫力あった、ゾクゾクした」と勝利を祝福した。 [nextpage] ▼第13試合 68kg契約 5分3R ※ヒジ有り〇朝倉未来(トライフォース赤坂)[1R 4分20秒 KO] ※左ハイキック→右フック×弥益ドミネーター聡志(team SOS)  元THE OUTSIDER二階級(60-65kg級・65-70kg級)王者の朝倉未来(トライフォース赤坂)と、第9代DEEPフェザー級王者・弥益ドミネーター聡志(team SOS)が「68kg契約」の5分3Rで対戦。  朝倉未来は、2017年10月の「ROAD FC 043」でのイ・ギルウ戦の判定負け以降、8連勝(RIZIN7連勝)。2020年11月21日の『RIZIN.25』で、RIZINフェザー級タイトルマッチを斎藤裕(パラエストラ小岩)と戦い、判定3-0で敗れ、戴冠を逃した。今回が再起戦となる。  弥益は、筑波大学大学院卒の食品メーカーに勤めるサラリーマン。DEEPで8連勝し、フェザー級王座戦で芦田崇宏、DJ.taikiにも勝利するが、2020年9月に牛久絢太郎に判定負けし王座陥落。未来同様に今回が再起戦となる。  1R、いきなり中央を取って来たサウスポー構えの朝倉未来に「歩いて距離をリセットしろ」の言葉通り、オーソから左に回る弥益。ニータップのフェイントからのパンチの動きで朝倉を下げさせる。  朝倉の右アッパーからの入りに「なんか絶妙なタイミングで出してくる」と朝倉が警戒していた弥益のカウンターの右ヒザがヒット。 「斜め前、真っすぐ行かない」「打った後、同じところにいない、頭を振れ」の指示通り、スイッチしながら角度をつけて近づく弥益は、右のインローを当てて、朝倉の右足を流させる。  しかし、足が一瞬揃うと、朝倉は得意の左ミドルをヒット。そこをすぐに詰めて右を振る弥益だが、打ち終わりを狙う朝倉の得意の右フックはしっかりスウェイでかわす。  なおも右インローを当てる弥益。朝倉も左インローを返す。角度をつけての入りで左の跳びヒザは弥益。右にさばく朝倉。朝倉は左ミドルを当てるが、右ローを蹴り返す弥益。  弥益の右ハイに左ストレートを合わせに行く朝倉。互いにクリーンヒットならずも左で脇を差す形になった朝倉はそのままテイクダウン。  インサイドガードから右のアッパーを当てる朝倉に、半身から弥益はニーシールドで朝倉の頭を引きつけながら左手を内側に引き付けるスイープ狙いの崩しに、一瞬左に回されそうになる朝倉はすぐに上体を離す。  ブレークでスタンド再開。上下のフェイントから右を振る弥益。下がる朝倉は続く入りに下がりながらも右をヒット。「近い、触られる距離にいるな」の指示にいったん間合いを広げる弥益。  朝倉のワンツーをダッキングして左ストレートを潜って右にかわす弥益。得意のノーモーションの右で詰めると、左にかわす朝倉を追う。  すぐに体を入れ替えた朝倉は弥益の真っすぐの入り際に左ハイの入りのモーションから前蹴りをヒット! ガードが上がっていた弥益は一瞬、身体がくの字になる。  ここで試合の潮目が変わる。距離を詰めた朝倉は、ロープを背負う弥益が出してきた右に左のクロスをヒット。ここで両者バッティングになり中断。  顔をしかめる弥益。再開も詰める朝倉は、大きくステップインしての右ボディのフェイントからの左ストレート! そして前蹴りで効かせていた左の蹴りを今度はボディではなく上段に打ち、左ハイで棒立ちにさせると、右フックで弥益をマットに沈めた。  試合後、朝倉は「前回負けて、僕のファンの期待してくれるファンの期待を裏切ってしまいました。来年からもっと格闘技を真剣に取り組み、期待に応えたいと思います。このあと弟のセコンドにつくので失礼します」と挨拶。  放送席から呼び戻された朝倉は「作戦というより、新しい自分になれるように、昔の狂気的な自分と冷静な自分を取り戻そうとしました。正直、前回の負けをこれで取り返したとは思ってないので、斎藤選手に借りを返したいです。今日もフェザー級の選手出ましたけど、誰とやっても面白いと思うので、ファンの決める相手とやって、また斎藤選手とやったら面白いと思います」と、あらためてリヴェンジを望んだ。 [nextpage] ▼第12試合 RIZINスタンディングバウト特別ルール(※パンチのみ、バックハンドブローあり、両者素足、KO・TKOあり、判定無し)3分3R スペシャルワンマッチ〇五味隆典(東林間ラスカルジム)[判定2-0] ※30-29, 29-29, 29-28×皇治(TEAM ONE) 五味は野球、ボクシング、レスリングを経て1998年11月に修斗でMMAプロデビュー。2001年12月に修斗世界ウェルター級王者となり、2004年からはPRIDEに参戦。怒涛の10連勝を飾り、PRIDEライト級王者となった。PRIDE解散後は戦極を経て2010年3月からはUFCに参戦。5連敗を喫して2017年大晦日にはRIZINで矢地祐介にも敗れたが、2018年7月にはメルヴィン・ギラードをKOして観客を総立ちにさせた。  また、2016年大晦日には魔裟斗とK-1ルールで対戦し、3分5R戦い抜いてドロー(判定決着なし)となっている。  皇治は、無類のタフネスと歯に衣着せぬ言動で2019年まで新生K-1の中心選手として活躍。4歳から空手、日本拳法を中学時まで取組み、空手では魚本流で全国1位、日本拳法では全国2位になっている。2018年12月にはK-1で武尊と壮絶な殴り合いを繰り広げた。2020年7月、RIZIN参戦を表明して9月に那須川天心と対戦したが判定負け。  ルールは 試合時間3分3R(インターバル1分)、ヒザ蹴りを含む蹴り技は一切禁止(パンチのみ、バックハンドブローはOK)、3ノックダウン制。3分3R戦って勝敗が決しない場合は判定あり。ボクシングシューズは履かずに素足で戦う。規定体重は五味78.0kg、皇治は65.0kg。両者に階級差・体重差があるため、競技陣営及び両選手共協議の結果、両者12オンスグローブを使用することとなった。  1R、サウスポー構えの五味。オーソドックス構えで左回りの皇治。中央で両手を広げる五味。右で前に出てクリンチで思わず脇を差そうとする。両手をついた皇治の後頭部にパンチを打つ振りをする五味。  右を振る五味に左ジャブの刺し合いをする皇治。五味の右をかわして右を振る。左ジャブを突き前に出る五味。  皇治は潜ってボディを狙うが、皇治の右ストレートは五味がかわす。大きな右を振る五味。打ち合いに行く皇治は左を当てるが、体重差があり五味に効かせることができず、反撃を許す。序盤、五味は手数を出す。互いに頭を下げるためバッティングが増える。  2R、左ジャブからの皇治の打ち返しに、左右連打で前に出るのは五味。コーナーに押し込んでボディも打つが、皇治もサイドに出て、回る。  右ジャブの五味だが、前に出て来た皇治の左に下がる場面も。回転を速める皇治。しかし五味もジャブをトリプルで突いて突き放すと右ボディをヒット。左右の打ち合いのなか左フックは皇治! しかし五味もクリーンヒットでもらいながらも左右を打ち返す。  3R、五味のいきなりの右ストレートに、皇治も声を挙げながら右をスイング! 右ジャブで突き放す五味は左ストレート! 下から拳を上げるジャブ連打に、皇治も右! 右ボディから入る五味は右アッパーも。しかし下がらずワンツーは皇治。うなずきながら向かう皇治。右ボディを叩く五味に皇治はワンツーをヒットも、五味も効いていないという表情。  判定は30-29, 29-29, 29-28の2-0で五味が勝利。  試合後、五味は「コロナの中、ご来場ありがとうございました。今日は皆さんに言ってほしい『判定ダメだよ』。体重差ありながら、皇治選手試合をして、いい〇玉持ってるよ。でも君も気がついたらおっさんだからな」とマイク。  マイクを渡された皇治は、「五味選手、心から尊敬しています。負けてマイク持つほど情けないことないんで。(五味から『俺のパンチどうだった?』と問われ)ドエらかったです。こんなビッグな男、ビッグな金玉持った気合入った五味選手と戦えてよかったです」と挨拶。  最後に五味は「ららとごんたの散歩に行かないといけないので早く帰ります。よいお年を!」と地上波お構いなしに俺節で熱戦を締めた。 [nextpage] ▼第11試合 RIZIN女子スーパーアトム級(49kg)王座決定戦 5分3R ※ヒジ無し〇浜崎朱加(AACC)[1R 1分42秒 センタク挟み] ※ネックシザース×山本美憂(KRAZY BEE/SPIKE 22) 前RIZIN女子スーパーアトム級王者の浜崎朱加(AACC)と、山本美憂(KRAZY BEE/SPIKE22)が「女子スーパーアトム級(-49.0kg)王者決定戦」5分3R(ヒジ打ちなし)としてベルトを争う。  浜崎は2019年12月31日の「RIZIN.20」でハム・ソヒ(韓国)に判定2-1で敗れ、王座陥落。コロナ禍のなか、2020年8月の「RIZIN.22」で前澤智に一本勝ちするなど、王座奪還を目指していたが、ハムの王座返上により、今回の王者決定戦に臨む。  山本は、2018年7月からRIZINで浅倉カンナ戦を含む4連勝も2019年10月にハムに2R TKO負け。2019年大晦日にアム・ザ・ロケットを判定で下し、再起を遂げている。現在、グアムで夫のカイル・アグオンとともに練習を積んできたが、カナダ国籍のため、コロナ禍のなか、来日が困難な状況にあった。今回はアグォンとともに日本での約2週間の隔離生活を経て、タイトルマッチに向かう。  王座戦の国歌斉唱後、榊原信行CEOによるタイトルマッチ宣言。  1R、ともにサウスポー構え。右ジャブを先に突く浜崎。さらに右インロー。再びの右インローを蹴られた山本は、右を振りながらシングルレッグでテイクダウンへ。  片足立ちで倒されながらもカウンターのアームロックをセットしている浜崎。両腕をクラッチする山本に、後方に回して上を取り返す浜崎は、センタク挟みへ。  腕をロックし、右足で浜崎の顔を蹴ろうとする山本だが、両足が首もとにがっちり入り、山本がタップした。  完勝でベルトを腰に戻した浜崎は、「去年の大晦日にハム・ソヒ選手にベルトを獲られたのですが、こうしてまたタイトルマッチのチャンスを与えていただきありがとうございました。昔から憧れていた山本美憂選手と試合が出来たことを嬉しく思います。しっかり防衛して最強を証明していきますので、今後とも応援をよろしくお願いします」と挨拶。  放送席の藤井惠にもマイクが振られ、師匠の藤井は、「この姿を見せてもらえて、試合後の笑顔を見れて嬉しいです」と涙ながらに語った。 [nextpage] 2021年3月14日、東京ドームでRIZIN開幕戦  第11試合前に、榊原信行CEOがリングイン。2021年3月14日に東京ドームでRIZINの開幕戦を開催することを宣言した。  リング上で榊原CEOは、「大変な年でした。一時は継続が難しいかなと、命を懸けると宣言してやってきましたが、途中、心が折れそうになりました。そんな中、皆さんのクラウドファンディングのおかげもあり、チケット代も高くて心苦しいですが、皆さんの応戦のおかげで、5年、やってこれました。次の5年も皆さんと一緒にもっともっと上を目指して、この格闘ドラマを作り上げられるように、人生賭けて頑張ります」と挨拶。  いったんリングを下りた榊原CEOだが、慌てて再びリング上に。 「興奮しすぎていい忘れてました。2021年、3月14日、RIZINを東京ドームで開幕戦を迎えられるように今から準備します。新たな舞台に世界中から集まる選手たちと。コロナの状況もありますが、今から準備はしないと。一緒にドームに行きましょう」と、東京ドーム大会を高らかに宣言した。 [nextpage] ▼第10試合 バンタム級(61kg)5分3R ※ヒジ有り×元谷友貴(フリー)[1R 3分00秒 リアネイキドチョーク]〇井上直樹(セラ・ロンゴ・ファイトチーム)  バンタム級(61.0kg契約・ヒジ有り)で、元谷友貴(フリー)と井上直樹(Serra Longo Fight Team)が対戦。  元谷は、バンタム級四天王の一人。プロデビューからわずか1年、22歳の時にDEEPフライ級の頂点に立つと、和田竜光との2度の死闘(1勝1敗)を経て、2016年10月にバンタム級転向。  2016年12月にはRIZIN初参戦でアラン・ナシメントにスプリット判定勝ち。17年4月の「RIZIN.5」で堀口恭司に敗れるも判定まで持ち込み、ムン・ジェフン、祖根寿麻、釜谷真、ジャスティン・スコッギンスを相手に4連続フィニッシュ勝利、5連勝を飾った。  2019年は3月のDEEPでビクター・ヘンリ―にスプリット判定負け、7月のRIZIN.17で扇久保博正にスプリット判定負けと接戦を落としており、大晦日の「RIZIN.20」ではBellator対抗戦で後のBellator王座挑戦者のパトリック・ミックスのギロチンチョークにタップアウトと厳しい戦績となった。  しかし、2020年3月のDEEPでは実力者・大塚隆史に判定勝利。さらに8月のRIZIN.23で魚井フルスイングに3R、ギロチンチョークで一本勝ち。11月のDEEPで7連勝中の米山千隼にも1R 腕十字で一本勝ちを極めるなど、3連勝を飾っている。  対する井上は、日本人最年少となる19歳でUFCと契約した元フライ級ファイター。フライ級戦線縮小方向にあったUFCを1勝1敗で離れ、2019年12月のDEEPで2年10カ月ぶりに日本復帰。バンタム級で北田俊亮に一本勝ちすると、2020年2月にRIZINに初参戦しトレント・ガーダムに判定勝ち。8月には渡部修斗をリアネイキドチョークで極めている。  1R、ともにオーソドックス構え。左ジャブ、右ローを突く井上。元谷もガード固めて入りのフェイント。まずはダブルレッグに入る元谷だが、深追いせず。  左フックで前に出る元谷は右ローもヒット。左のダブルで組みに行くが、外す井上は右から右ローのコンビネーション。止まらない井上は、元谷の詰めにサイドステップ。  右ローを当てる元谷。しかし徐々に圧力をかける井上にコーナーを背にした元谷は遠間からシングルレッグへ。この切り際にヒザを外に開きバック狙いは井上。スクランブルする元谷に足をかけた井上。元谷は腰をずらしに行くが、喉元に腕を入れている井上は、後ろについてリアネイキドチョークを絞め上げ、元谷がタップした。  試合後、井上は照れながらも「こんな中で、たくさんの応援ありがとうございました。ほんとうに練習の成果が出た試合でした。元谷選手、強いですし、良かったです。タイトルマッチ、ぜひお願いしたいです」と控えめにアピールした。 [nextpage] ▼第9試合 67kg契約 5分3R ※ヒジ有り×カイル・アグォン(グアム/SPIKE22)[1R 4分22秒 ダースチョーク]〇クレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)  67kg契約(5分3R・ヒジ有り)でカイル・アグォン(グアム/SPIKE22)とクレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)が対戦。  アグォンは、MMA13勝9敗。グアムPXCの元バンタム級王者。山本美憂の夫でコーチとしても知られている。2019年10月のPANCRASEで、かつて判定勝ちしているISAOとの再戦に臨みスプリット判定負け。2020年2月の浜松大会でヴガール・ケラモフと対戦し、接戦の末、判定負けで現在2連敗中だが、その実力は誰もが認めるところだ。  対するボンサイ柔術のクレベルは、MMA25勝5敗1分。元KSWフェザー級王者で、2019年9月の「ONE JAPAN SERIES」で3年5カ月ぶりに日本で凱旋試合を行い、西浦“ウィッキー”聡生に一本勝ち。フェザー級戦時代の矢地祐介にも一本勝ちしている強豪だ。今回は1年3カ月ぶりの試合となる。ボンサイ柔術から豊橋のBELLWOOD FIGHT TEAMにも打撃の出稽古を重ねており、豊橋ではかつて朝倉未来とも練習。対戦を熱望している。  アーセンがセコンドのアグォン、クレベルにはサトシ、マルキーニョスがつく。  1R、サウスポー構えのアグォンは長い右ジャブ&ローから。オーソドックス構えのクレベルは右ロー。アグォンの次のローはかわす。左ローを2度突くクレベル。左インローを当てるアグォン。クレベルは右前蹴りから組むが崩すアグォン。しかしグラウンドに深追いせず。  左インローでクレベルの足を流すアグォン。クレベルは頭を下げて右から左! パンチを当てて左で差して崩すクレベルはバックテイク狙いも右で小手に巻き防ぐアグォン。右足をかけて引き込むクレベルだが、腕をつかみ正対するアグォンが立ち上がる!  スタンド再開。詰めるクレベルは、右のオーバーハンドフック! 前方に崩れながらも右足を手繰りに行ったアグォンにダースチョークはクレベル。横に回すのではなく引き込んで首を捉えながら「絶対、極める!」と叫ぶクレベルは勝利を確信か。最後はマウントになって極めるとアグォンが失神!  クレベルの勝利にサトシもマルキーニョスも涙。フェザー級タイトル戦線に名乗りをあげたクレベルに、マイクは渡されず。クレベルはブルテリア柔術衣をまとい、花道を“兄弟”たちと後にした。 [nextpage] ▼第8試合 68kg契約 5分3R ※ヒジ有り〇萩原京平(SMOKER GYM)[2R 1分29秒 TKO] ※パウンド×平本 蓮(THE PANDEMONIUM)  68.0kg契約で、K-1甲子園2014 -65kg優勝・平本蓮(THE PAN DEMONIUM)がMMAデビュー。MMA4勝2敗の萩原京平(SMOKER GYM)と5分3Rのヒジ打ちありルールで対戦。  平本は、2017年K-1 WORLD GP 初代ライト級王座決定トーナメント準優勝者。2019年12月の「Bellator JAPAN」でRIZIN キックルールで芦田崇宏を1R KOに下し、本格的にMMA転向を目指していた。現在はGENスポーツアカデミーで岡見勇信、ストラッサー起一、山田崇太郎らと練習を積み、知将・礒野元氏の指導も受けている。  萩原は、8月RIZINで白川陸斗をTKOに下したストライカー。“喧嘩番長”の異名を持ち、中学時代はラグビー、17歳の頃から格闘家に憧れてアマチュア大会に出場し始めて20戦18勝の好成績をあげた。その後プロに転向し、戦績は3勝2敗。  8月の「RIZIN.22」では、朝倉兄弟と共に練習する白川陸斗をジャブ&カーフキックのローで崩し、ボディ打ち&ヒザ蹴りなど上下の攻撃にテイクダウンも織り交ぜ、最後はワンツーでTKOに下している。  しかし、連戦となる9月のRIZIN.24では立ってよし、寝てよしの強敵・芦田崇宏に1R アームロックで一本負け。11月の大阪大会で内村洋次郎とのストライカー対決を右ストレートで22秒、KO勝利を収め、再起を遂げた。現在は柔術家の岩崎正寛とも寝技練習を積んでいる。  1R、いきなり右を振った萩原は組んでいくが、差し上げた平本は右ロー。左の前蹴りで距離を取る平本に、右を差してテイクダウンは萩原! しかし亀から立ち上がる平本はヒジの打ち下ろし。なおも組んで倒す萩原に、亀から立つ平本。萩原は打撃を織り交ぜながら前に、そこにジャブを合わせる平本に、崩れながらイマナリロールで近づき組み付く萩原は両手を胴でクラッチするボディロックに小外がけを合わせてテイクダウン。立ち上がる平本をなおもボディロック&小外でマウントを奪う萩原は、背中を見せた平本に、萩原は岩崎正寛ゆずりの4の字ロック! 背後からパウンド。  しかし平本も腰をずらし正対し立ち上がると、萩原はシングルレッグでテイクダウン! サイドから押さえつけて右腕を左ヒザで押さえつけヒジ&ヒザ! 削られる平本は背中を見せて立ち上がるがそこにバックを奪う萩原はリアネイキドチョーク! しかしロープを挟んで絞める。ゴングにすぐに立ち上がる平本。  2R、左ジャブを突く平本。テイクダウンプレッシャーから1Rより距離を取る。萩原の前蹴りに左ボディを打つ平本。しかし萩原はボディロックから引き出してテイクダウン! すぐにマウントを奪うとパウンドラッシュ! レフェリーが間に入り、試合を止めた。  仕留めた平本に太刀を振り下ろす仕草を見せた萩原は、リング上で、「今回また大勢の応援の皆さんありがとうございました。皆さんのサポートが俺を強くしてくれました。今日フェザー級の面白い試合が後半に組まれているんですけど、いま日本で乗りに乗っているYouTuberの朝倉兄ィ、平本君に勝ったらやるって言ってたから、次は俺でしょう。来年、(朝倉未来を)倒して絶対にベルトを獲るんで、最高の年を迎えます!」と、フェザー級タイトル戦線に名乗りを挙げた。 [nextpage] ▼第7試合 バンタム級(61kg)5分3R ※ヒジ無し〇所 英男(リバーサルジム武蔵小杉 所プラス)[2R 2分42秒 腕十字]×太田 忍(フリー)  バンタム級(61kg・5分3R)ヒジ無しルールで、所英男(リバーサルジム武蔵小杉 所プラス)と太田忍(フリー)が対戦。  27歳でMMAデビュー戦の太田は、素早い身のこなしから“忍者レスラー”と呼ばれ、2016年リオ五輪ではグレコローマンスタイル59kg級で2000年シドニー五輪の永田克彦以来の銀メダルを獲得。2019年の世界選手権では63kg級で優勝したが、67kg級で出場した全日本選手権で人生初の初戦負けを喫し、東京五輪の代表を逃していた。  43歳の所は、MMA58戦31勝26敗1分。2011年のDREAMバンタム級日本トーナメント優勝後、VTJやBellatorに参戦。今回は2017年7月の堀口恭司戦以来、3年半ぶりのMMAとなる。その間、グラップリングで「QUINTET」や米国で「コンバット柔術」に出場してきた。RIZINでは才賀紀左衛門、山本アーセンに一本勝ち。クロン・グレイシー、堀口に敗れ2勝2敗。  先に入場の太田はレスリング時代同様に四股を踏んでからリングイン。セコンドには田村一聖。対する所は、勝村周一朗、金原正徳に両脇を固められ、肩を抱かれて入場し涙を流す。  1R、ともにオーソドックス構え。コーナーに詰まりながら右ストレートで太田に尻餅をつかす所! 左を振りながらボディロックした太田。所は引き込み。付き合わない太田は体を離し、ストンピング。その際で組み付き、下から蹴り上げは所!  先に右ローは所。右を振って組み付く太田を突き放す所。さらに右のカーフキック! 右のバックフィストの太田を掴み腕十字は所。リフトし、スラムで外す太田に下から三角絞め狙いの所。さらに足を手繰り、腕十字に移行し、裏十字に行くが、再びスラムして外す太田と所。  太田の右の入りに左を当てる所! 跳びヒザで飛び込むが、かわす太田はボディロックテイクダウンも所は下から腕十字。太田は潰して固めてゴング。  2R、所のヒザ蹴りを掴んでニータップテイクダウンは太田。そこに腕十字を狙う所。「入るな」のセコンドの声に体を離す太田は下の所に蹴り。  ブレークでスタンド再開。右ローを蹴る所。太田は右ストレート。右の交錯もヒザを掴みパワフルに押し倒す太田に、所は手首を掴むと腕を伸ばしながら、うつ伏せになる太田の足を手繰ってひっくり返すと腕十字! またいで外そうとする太田に所はなおもうつ伏せになって極めると太田がタップ。  3年5カ月ぶりのMMAで見事一本勝ちした所は、リング上で、「RIZINファンの皆さん、格闘技ファンの皆さん、お久ぶりです。太田選手、今日は自分の実力を出せなかったと思いますが、来月、再来月には違う内容になると思います。引き続き格闘技を頑張ってやっていきましょう。何も出来ない僕ですけど、周囲の人に応援してもらい、ほんとうに格闘技っていいなと思った日々でした。ありがとうございました」と挨拶した。 [nextpage] ▼第6試合 RIZINキックボクシングルール(※ヒジあり)50kg契約 3分3R〇吉成名高(エイワスポーツジム)[1R 2分20秒 KO] ※左ヒジ×ペットマライ・ペットジャルーンウィット(タイ)  名高は2018年12月、ラジャダムナンスタジアム認定ミニフライ級王座を奪取し、日本人として7人目の同スタジアム王者になり、2019年4月15日にはルンピニースタジアム認定同級王座も獲得。日本人初のルンピニー王者になると同時に、ムエタイの2大殿堂であるルンピニーとラジャダムナンの王座を同時に保持した史上2人目の外国人(タイ人以外)選手となった。  また、2017年4月にWMC世界ピン級王座、2018年4月には日本人4人目の快挙となるWBCムエタイ世界タイトル(ミニフライ級)を獲得。さらに同年9月にはIBFムエタイ世界ミニフライ級王座もKOで獲得し、日本人初のIBFムエタイ世界王者となっている。2019年12月のBOMではBOMフライ級初代王座決定トーナメントを圧倒的な強さで制した。 RIZINには8月の横浜大会で初参戦し、優心(京都野口ジム)に2R3分8秒、ヒジ打ちでTKO勝ち。パンチ、キック、ヒジ、そして首相撲でコカしまくる姿に「強すぎる」「鬼強い」「強さハンパない」といった言葉がSNSで飛び交った。榊原信行RIZIN CEOは大会総括で「名高選手は化け物ですね。彼と渡り合える本当に強い外国人選手を呼んで日本で戦わせてあげたいと思います」と評している。 10月のBOMでは阿部秀虎を圧倒して2RでKO勝ちした名高が今回迎えるペットマライは、ムエサイアム認定フライ級&ライトフライ級王座、テレビマッチの7ch『スック・ムエタイ・ジェットシー』が認定するライトフライ級王座に就いた三冠王。ムエタイは8歳から始め、名高と同じ19歳にして70戦を経験している(名高は40勝22KO4敗1分)。パンチ、首相撲が強いという。  日曜日の午後に放映される『スック・ムエタイ・ジェットシー』は数多くあるムエタイ中継番組の中でも老舗で人気が高い。その理由はアグレッシブに攻める選手を集め、KOやダウンシーンが比較的多いからだ。ペットマライはその王者ということで、名高とは激しい試合が期待できそう。  ブアカーオのテーマ曲で入場したペットマライ。RIZINキックルールながら両者が希望し「ヒジ打ち有り」のルールに。  1R、オーソドックス構えから右ミドルを打つペットマライ。吉成は2発目を掴んでこかし、右を当てると組んできたペットマライに左ストレート! いきなりダウンを奪う。  立つペットマライに詰める吉成は首相撲でこかし、ボディ打ちから左のテンカオ! 右アッパーはかわされたものの近距離で左ヒジ! ハイキックを返してくるペットマライを左右でコントロールし、左ヒザ、続けて左ヒジでKO! ペットマライの蹴りにパンチ、ヒジを合わせ、全く無駄打ちなく的確に当てて完勝した。  試合後、吉成は「見てくださった皆さん、応援ありがとうございました。自分は小学生からタイで修業して、ムエタイにほんとうに誇りをもっています。ラジャダムナン、ルンピニー王者としてこれからも戦っていきます」と挨拶。  続けて、「自分は試合をしたい選手が一人いて、その選手(那須川天心)はあと少しでキックを卒業すると言っているので、試合をして、自分が引っ張っていくんだぞというところを見せたいと思いますので、注目していてください」と体重差はあるものの、那須川天心との対戦をアピール。バックステージで「来年には(那須川がキック)卒業と聞いているので、やるからには勝ちたいし、自分がムエタイをやってきたので、持ち味を出せるルールと体重でやりたいです。急いで身体を大きくします(笑)」と語った。 [nextpage] ▼第5試合 バンタム級(61kg)5分3R ※ヒジ有り〇佐々木憂流迦(セラ・ロンゴ・ファイト・チーム)[判定3-0]×瀧澤謙太(フリー)  バンタム級(61kg・5分3R)ヒジ有りルールで、佐々木憂流迦(セラ・ロンゴ・ファイト・チーム)と瀧澤謙太(フリー)が対戦。  元UFCファイターでRIZINバンタム級四天王の1人・佐々木は、2019年10月の『RIZIN.19』大阪大会で、朝倉海に1R 0分54秒 TKO負けし、顎を2箇所骨折し手術。今回が再起戦となる。RIZINでは海、石渡伸太郎に敗れたものの、マネル・ケイプに判定勝利を収めている実力者だ。  瀧澤は、10勝のうち8つがKO勝利の、蹴り技を軸としたストライカー。空手家である父親の影響でフルコンタクト空手を習い始め、小学校6年間は新極真の木元道場で練習。小3年で全国3位の実績を残す。高校ではレスリング部に所属。  2014年5月のプロデビュー戦での敗戦後、4連勝を飾り、19年3月には王者ハファエル・シウバへの挑戦権を得るも一本負け。しかし、2019年11月のPANCRASE310では、修斗世界フライ級2位の石井逸人を跳びヒザ蹴りでTKO。2020年9月のRIZINさいたま大会では、金太郎と死闘の末、判定勝ちした。2020年11月には扇久保博正に判定負けしており、四天王の一角を崩せるか。  1R、サウスポー構えから詰める佐々木。瀧澤の蹴りの距離を潰し、右ハイも潰し、自ら左の蹴り、ヒザに。  左右を振り、左で差してすくい投げテイクダウンは瀧澤。しかし下から右腕でコムロックを狙い、さらにオモプラッタで逃げる瀧澤の足首をつかんでテイクダウンは佐々木。しかし瀧澤も鉄砲で佐々木を返して立ち上がる!  ボディへのヒザは佐々木。さらに左ミドル。オーソの瀧澤は右ボディから右ヒザでの飛び込み! しかし佐々木はダブルレッグテイクダウン! サイドから右脇を差す佐々木。鉄槌を入れると瀧澤は腰を切りスパイダーガードに戻す。  中腰からパウンドは佐々木! 左足をヒザで押さえ、ガードの瀧澤にパウンド! 中腰から飛び込み、パウンドでハーフを取り、パウンドでゴング。  2R、右ハイを見せる瀧澤だが見切る佐々木は詰め。ここは切る瀧澤だが、佐々木は詰めて左ハイ! 長い打撃を打つ佐々木。モーションの少ない左ストレートで詰めて低いダブルレッグへ。がぶる瀧澤は右ハイもブロックする佐々木。なおも佐々木はダブルレッグテイクダウン! コーナー使い立とうとする瀧澤にバックテイクする佐々木は、バックマウントへ。  ハーフバックでコントロールする佐々木。向き合えない瀧澤に背後からパウンド。たすきにかける佐々木に、腰をずらして正対する瀧澤が上を取り返してサッカーキックを打ち込んだところでゴング。  3R、先に詰める佐々木。左を振る瀧澤に距離を作らせない。佐々木の右ジャブに左右を振るが蹴りまでは繋げない。左から右を当てる瀧澤! さらに右の足払いで崩しを狙うが佐々木も右ジャブ。右のカーフキックを当てる瀧澤はテイクダウンを嫌いアウトボクシングに。シングルレッグに入る佐々木はコーナーまで詰めてダブルレッグに移行し両手をクラッチ、テイクダウン!  鼻血を出す瀧澤は下から得意のニンジャチョーク! 絞められながらも首を抜く佐々木が再び上に。右のパウンドを打つ佐々木はパス狙い。パウンドを打ち、佐々木が上のままゴング。判定へ。  判定は3者、佐々木。コンタクトレンズを入れ直した佐々木は、リング上で「久々っスね。“ただいま格闘技”っていう感じですね。(拍手に)いいもんですね。ここに立つまでに支えてくれた人たちに感謝します。ありがとうございます。帰ってくることが出来ました。自分ほんとうに強くなって帰ってきたって胸を張って言いたいんで、こんな内容でしたけど、来年一発目、扇久保選手とやりたいです。ぜひ応援よろしくお願いします。みんなほんとうに、ほんとうにありがとう」と、感謝の言葉に続いて、扇久保戦をアピールした。 [nextpage] ▼第4試合 女子スーパーアトム級(49kg)5分3R ※ヒジ有り〇浅倉カンナ(パラエストラ松戸)[判定3-0]×あい(フリー)  浅倉カンナ(パラエストラ松戸)とあい(フリー)が49.0kg契約5分3R、ヒジ打ちありルールで対戦。  浅倉は2019年6月の「RIZIN.16」で山本美憂に判定負けも、以降、現Invicta FCアトム級王者のアリーシャ・ザペテラ、ジェイミー・ヒンショー、古瀬美月を相手に3連勝をマーク。  あいは、2018年12月の「RIZIN 平成最後のやれんのか!」で仮面女子の川村虹花を相手にプロデビュー戦で1R TKO勝利を飾ると、2019年12月のBellator JAPANのアンディ・ウィン戦まで5連勝。試合後、かねてから痛めていた負傷箇所であるヒザを手術し、リハビリを経て今回、復帰戦に臨む。  1R、ともにサウスポー構え。圧力をかけるのは浅倉。最初の組みははがすあい。浅倉は左ロー! さらに上半身に組みきたあいをいなし、左右もかわす。  左ローは浅倉。左アッパー、右とコンビネーションを見せる。かわすあいも浅倉の入りに右を当てると、浅倉のジャブ、ストレート打撃を嫌ったあいが組んで、コーナーまで押し込む。  右を差すあい。ボディロックして左のヒザを突く。ブレーク。左ストレートは浅倉! あいはシングルレッグからボディロックへ。しかし浅倉は右腕を差している。四つ組みから崩れない浅倉。あいも休まず右ヒザを突く。  2R、左の跳びヒザを見せるあい。さらに右ボディストレートも打つが腰が入らない。圧力をかける浅倉は右ジャブで牽制。浅倉のローに右を当てる。詰める浅倉は初めて自ら腰に組むと右で差していくが、切るあい。  浅倉の打ち終わりに今度はあいがダブルレッグへ。そこからがぶりを決めるとノーアームギロチン、さらにヒザ! 腰を上げた浅倉はシングルレッグテイクダウン! すぐに立ち上がるあいのアンクルピックを狙う浅倉。しかしコーナーを背にして体を入れ替えるあいがロープに押し込み左ヒザ。頭を浅倉のアゴ下につけて押し込む。あいの細かいヒザに、空いた右手でコツコツ打つ浅倉。  右で差したあいの崩しに小手で巻いてしのぐ浅倉。ブレークから右ジャブを突く浅倉が前に。  3R、サウスポーから左ロー、ストレートは浅倉。さらに左の飛び込み。あいは右で差して押し込み崩してテイクダウン! サイドを奪うあいは上四方へ。しかし浅倉もヒザを立てて亀になり、頭を横に出して押し込み立ち上がり、突き放す。  あいの右の打ち終わりに左を突く浅倉! さらに左ストレート。右ジャブも当てるが、ここで退かないのがあい、左右で押し返す。圧力をかける浅倉は左を差して組む、小手に巻いて投げを狙うあい。それを耐える浅倉は足首をつかむ。立ち上がる両者。前に出る浅倉はフェイントをかけながらあいは組みに。ここは切る浅倉。左を当てるあいだが、右を打ち返すあいは左ストレートも!  浅倉は詰めてダブルレッグテイクダウン! いったんは尻をつけたあいだが立ち上がりスイッチ狙い。それを潰してパウンドは浅倉! あいがシングルレッグで尻餅まで着かせたところでゴング。  判定は3者、浅倉。あいもうなずきながらも涙。浅倉がMMAでの経験と成長を見せて勝利した。  RIZIN4連勝を決めた浅倉は「応援、ありがとうございました。年末のリングにまたこうして立てたことは当たり前じゃないんだなと実感しちます。一本かKOで圧勝したかったけど、あい選手、凄く強くてなかなか上手く行きませんでした。今日、タイトルマッチがあると思いますが、来年はそこに挑戦できるように頑張ります」と挨拶した。 [nextpage] ▼第3試合〇シバター(フリー)[2R 0分38秒 腕十字] ※ドロー裁定から変更×HIROYA(TRY HARD GYM) “炎上系YouTuber”としてチャンネル登録者数110万人を誇るシバターが、RIZIN初参戦。  2004年にパンクラスP's LAB横浜に入門し、アマチュア大会で経験を積み、THE OUTSIDER、パンクラス、ZST、Fighting NEXUS等に参戦。プロMMA戦績は4勝9敗。近年では朝倉未来、朝倉海、安保瑠輝也と愛媛プロレスで対戦(非公式戦)し、いずれもKO・TKO、一本負けしている。今回は出場直訴が実り、YouTuberとしての話題性を評価され、RIZINのリングに上がる。試合前には朝倉未来の道場に出稽古を敢行。練習生にフットロックを極めている。  対戦相手は「X」とされ、試合当日の発表に。  スクリーンに映し出されたのは、なんとキックボクサーのHIROYA(TRY HARD GYM)。  HIROYAは、元krush -65kg級王者。WMFアマチュアムエタイ世界選手権ジュニア部門ピン級金メダリスト。弟は同じくキックボクサーでともにRIZINに参戦中の大雅。 「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント」に出場後、RISEに参戦。MMAファイターの高谷裕之、内村洋次郎をいずれも3R TKOに下している。前戦は2019年10月の「RIZIN.19」。小西拓槙に1R 跳びヒザ蹴りでTKO負けしており、今回が再起戦となる。  手にはオープンフィンガーグローブ。MMAファイターをキックルールで下しているが、MMA経験は無し。朝倉未来とのコラボでMMAの基礎を習っているが……。体重差は15kg。  1Rが3分のキックルール、2RがMMAルールのミックスルールだという。ヒカルとてんちむを引きつれて入場のシバター。  1R、ともにオーソドックス構え。右ローから入るシバターは、リングを走りロープワークを使い、HIROYAのローに足をアリシャッフルさせておちょくる。  HIROYAのローに詰めて右を振るシバターだが、HIROYAは右ロー! その入りに右を入れるシバターはHIROYAの打撃に足を大げさにふらつかせて三味線を引く。  右のローからハイ、さらに右のオーバーハンドを狙うHIROYAに、その打ち終わりにオープンフィンガーグローブで右を振り先にダウンを奪うシバター! やはり15kg差は厳しいか。  2R、MMAルール。組みに行き左右を振るシバター。さらに組んで引き込んだシバターは腕十字へ。そこに右足で顔面を蹴りに行くHIROYAは上体を起こしてガードの中に。  再び腕十字を狙うHIROYAにかつぎパスで立ち上がるHIROYA。シバターはスタミナが厳しめ。打撃で詰めるHIROYAは右を当て左ボディ、右ハイと対角線攻撃で詰める。さらに首を掴んでヒザを突くと、シバターは引き込み腕十字狙い。それも外したHIROYAは、右ローを突き、右ハイも。体重差もあり倒れないシバター。  ゴングで試合終了。判定無しでドローに。  疲労困憊で座り込んだシバターは立ち上がり、マイクを取ると、「オイッ!、オイッ! はじめましてYouTuberのシバターです。HIROYA選手、この決着はつけたいね。パチンコで(場内笑)。YouTuberで世界一になるのは、格闘技で世界一になるより難しい。まだまだ試合をするぞ、次はメイウェザーだ!」と次戦をアピール。  HIROYAもマイクを持ち、「予想以上に強くて、もっていかれました。今回、この試合を受けるか悩みました。RIZINのため、格闘技のために、こういう試合を否定する人もいると思いますが、少しでもこの試合で興味を持っていただければと思います。これから、ほんとうに強い人たちの試合、面白い試合もやっていきたいと思います。今日は僕をここに呼んでいただきありがとうござました」と挨拶した。 しかし、試合後、競技陣営の確認の結果、HIROYAが2Rの腕十字でタップしていたことを認めシバターの腕十字による一本勝ちに変更された。 [nextpage] ▼第2試合 63kg契約 5分3R ※ヒジ有り×中原太陽(佐山道場)[1R 2分12秒 TKO] ※サッカーキック〇倉本一真(修斗GYM東京)  63kg契約・ヒジありルールで、倉本一真(修斗GYM東京)と中原太陽(佐山道場)が対戦。  元グレコローマンレスリング日本代表の倉本は、修斗世界バンタム級ランキング5位。MMA7勝1敗。山梨学院大卒業後、自衛隊に所属し、2012年~2014年まで天皇杯全日本選手権グレコローマン60kg級3連覇を果たし、2013年と2014年の世界選手権日本代表に選ばれている。  2017年12月にプロデビューしたMMAでは、驚異のジャーマンスープレックス連発を武器に、プロ修斗で2019年のMVPとベストバウトをダブル受賞している。とくに2019年10月の根津優太戦では合計8度のジャーマンを繰り出し、相手セコンドのタオル投入によるTKO勝ちが大きな話題となった。  2020年5月31日のプロ修斗で、修斗環太平洋バンタム級王者の岡田遼と、世界バンタム級暫定王座を争ったが、2R KO負け。初黒星を喫している。8月には、2016年リオデジャネイロ五輪女子レスリング48キロ級金メダリストの登坂絵莉との結婚を発表。RIZIN初参戦にして再起戦に臨む。  対する中原もレスリングがバックボーン。“若きスピードスター”としてDEMOLITIONやZST、HERO'S、CAGE FORCE、戦極等で活躍後、中国Legend FC、Rebel FC、韓国ROAD FCなど海外を主戦場に。2017年2月のROAD FCでは、朝倉海に勝利しているムン・ジェフンにも判定勝ちを収めている。2018年11月のフィンランドでのアレクシ・トイバネン戦がキャンセルされて以降、試合から遠ざかっており、今回が3年10カ月ぶりの復帰戦となる。  現在は初代タイガーマスク・佐山聡に師事しており、佐山道場の契約選手となっている。  1R、サウスポー構えの中原、オーソドックス構えの倉本は右を振って組みにいくが、切る中原。  コーナーで詰めた倉本。左を差すが、右足で制する中原。中原の右ジャブの打ち終わりに右をヒットさせ、サッカーキックでダウン奪う倉本は亀になる中原にパウンド! 足を手繰りに来た中原を切り、サッカーキック3連発! レフェリーが間に入った。  サッカーキックによるTKOでRIZINルールへの適応も見せた倉本は、「修斗から来ました倉本です。こんな大きな舞台で試合できて光栄です。国内バンタム級、もっと盛り上げて、もっと面白い試合をするので応援、よろしくお願いします」と、バンタム級戦線での存在感をアピールした。 [nextpage] ▼第1試合 120kg契約 5分3R ※ヒジ無し×ミノワマン(フリー)[1R 3分19秒 TKO] ※パウンド〇スダリオ剛(フリー)  第1試合、120kg契約5分3R(ヒジ無し)で、スダリオ剛(フリー)とミノワマン(フリー)が対戦。  23歳のスダリオは、大相撲の元十両・貴ノ富士(本名・上山剛)。父が日本人、母がフィリピン人の双子として生まれ、幼少の頃はサッカー、空手、バスケットボール、ボクシングと様々なスポーツを経験。なかでもバスケットボールは、現在NBAのウィザーズで活躍する八村塁のライバルとして鎬を削り、抜群の運動神経を見せていた。  2013年に弟とともに貴乃花部屋に入門。同年3月場所で初土俵。15年3月には幕下に昇進、18年の3月場所で新十両昇進。史上初の双子関取となったことで将来を嘱望されていたが、二度に渡る暴行事件を引き起こし、19年に引退。通算成績は165勝112敗28休。  力士時代から約50kgの減量を敢行し、エンセン井上に師事。9月のRIZINデビュー戦では、プロレスラーであるディラン・ジェイムスに1R TKO勝ちを収めている。  44歳のミノワマンは、キン肉マンに影響されプロレスラーを志し、1997年7月にパンクラスでプロデビュー。以降、MMA62勝43敗8分の戦績を積み上げる。前戦は2019年6月に約2年ぶりにMMA復帰もPANCRASEで判定負け。現在はNatural9で桜庭和志とも練習を積み、「勝利のSRF8回(スタンディング・リアル・フィスト8回)をやりたい」という。  1R、両者の体重は32kg差。ともにオーソドックス構え。ジャブから突くスダリオ。右のカーフキック。レスリングシューズを履くミノワマンだが、さらに右のカーフキックを効かされる。  低いシングルレッグに入るミノワマンだが切って離れるスダリオ。ミノワマンは右オーバーハンドもかわすスダリオは右カーフキック。ミノワマンの入りに右アッパーも効かす。  圧力をかけるスダリオは右カーフキック! 倒れたミノワマンの足に蹴りを打ち、さらにスダリオは中腰のまま、顔面に右の鉄槌一発。レフェリーが間に入った。  MMA2勝目をあげたスダリオは、リング上で「2020年、最後の日の貴重な時間を使っていただきありがとうござます。来年は日本のヘビー級の人たちを一人ずつ潰していくので応援、よろしくお願いします。そして小錦さん、誕生日おめでとうございます」と、ヘビー級ファイター刈りを宣言。続けてエンセン井上との間をつないだ小錦を祝福した。 [nextpage] ▼オープニングマッチ RIZINチャレンジマッチ 51.0kg 5分3R ※ヒジ無し─さくら(フリー)※体重超過[1R 1分37秒 腕十字] ※公式記録はノーコンテスト─竹林エル(総斗會三村道場所属)※1.7kg体重超過のさくらはファイトマネー50%没収。さくらの勝利は記録されず、竹林エルが勝った場合、その結果を公式記録とする。竹林エルが負けるか、引き分けた場合、記録はノーコンテスト。体重超過が0.5kg以上につき減点1(レッドカード)からスタート。  柔術をベースとする17歳のさくら(フリー)と、空手をベースとする17歳の竹林エル(総斗會三村道場所属)が、「RIZINチャレンジマッチ」として、3分3Rのヒジ無しルールで対戦。  浅倉カンナに憧れるさくらは、16歳でMMAデビューし、MMAは4戦3勝1敗。父の影響で5歳から柔道を習い、柔術でASJJF東京インターナショナルチャンピオンシップを始め多数の大会で優勝し、道衣ありで青野ひかるから一本勝ちを収めるなど寝技を得意としている。今後の日本の女子格闘技を背負う逸材として注目を集めた。  DEEP JEWELSアマチュアグラップリングで4戦4勝を飾り、2019年12月のDEEP 93では國保小枝を腕十字で極め、16歳で鮮烈なMMAデビューを果たした。2020年2月には浜崎朱加が所属するAACCの永尾音波に判定勝利。  連勝の勢いのまま2020年7月のDEEP JEWELS 29で現DEEP女子ミクロ級王者の大島沙緒里と対戦。ポジションが入れ替わる目まぐるしい展開のなかで大島がさくらにキムラロックを極め、レフェリーストップとなっている。 プロ初黒星を喫したさくらだが、10月のDEEP JEWELS 30ではベテランのKAI相手に打撃で優位に立ち、最後はリアネイキドチョークで一本勝ち。再起を果たした。しかし、11月の大阪大会ではグラップリングルールで“超新星”伊澤星花に敗れているため、MMAルールでどこまで進化を見せられるか。  対する竹林は、福井県坂井市の女子高生ファイター。6歳から兄とともに空手を学び、空手では拳幸塾に所属。禅道会の全日本ジュニアRF武道空手道選手権大会・中学生女子の部で優勝するなど、17歳ながらキャリアは10年に及ぶ。  総合格闘技では、club DEEP等で活躍した水野宏幸代表率いる総合格闘技ジム総斗會三村道場でMMAに取り組み、空手で鍛えた打撃を武器に、アマチュアで3戦3勝。2020年10月のDEEP JEWELSアマチュア大会では、右ハイキックで堀井かりんに鮮烈TKO勝ち。12月に開催されたDEEP JWELES本戦では、オープニングファイトでSAKIを相手に見事腕十字で一本勝ちしている。  前日計量でさくらが、1.7kgの体重超過のため、さくらの勝利は記録されず、竹林エルが勝った場合、その結果を公式記録とすることに。竹林エルが負けるか、引き分けた場合、記録はノーコンテスト。体重超過が0.5kg以上につき減点1(レッドカード)からスタート。 1R、サウスポーに構えるさくらに、パンチの連打で接近した竹林は首相撲からのヒザ蹴り。すかさず組み付いてバックを奪ったさくらはそのまま寝技に引き込みバックマウントから四の字ロック。そして身体を起き上がらせるとスパイダーウェブから腕十字の体勢に。足で防いでいた竹林だが、さくらは顔面にパウンドを入れると一気に腕を伸ばし、最後は腕を横にずらしてタップを奪った。
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