ムエタイ
レポート

【BOM】石井一成がダウン奪う勝利。梅野がキヨソンセンに敗れる。朝陽、竜哉、伊藤紗弥、大崎孔稀が勝利

2020/12/06 17:12

▼IMCインターコンチネンタル ミドル級王座決定戦 3分5R
×柿沼 慶(ポゴナクラブ/BOMスーパーウェルター級王者、WMCインターコンチネンタルウェルター級王者、WMC日本同級王者)
[4R 0分52秒 TKO] ※レフェリーストップ

○CRISTIAN JOSEPH(尚武会)

 柿沼はスーパーウェルター級らしい強打を武器とする選手で、2018年12月にWMC日本同級王座を獲得すると、翌2019年4月には同インターコンチネンタル王座も獲得。

 同年12月には初回KO勝ちでBOM スーパーウェルター級初代王座に就き、2月に念願のIBFムエタイ世界スーパーウェルター級王者決定戦に臨んだが、古豪レック・エイワスポーツジムにTKOで敗れ世界王座奪取ならず。10月のBOMではムエサイアムミドル級王座決定戦をプーパンレックと争ったが、ドローとなった。

 対する「CJ」ことクリスチャン・ジョセフはアメリカ人で、現在日本の米軍基地に勤務。アメリカ、韓国で試合経験があるという。

 1R、ともにオーソドックス構え。組む柿沼に右ヒジを叩き込む“CJ”は先に圧力をかける。ジャッジ10-10イーブン。1者CJ。

 2R、前に出るCJに組む柿沼は首相撲ヒザ。コーナーから出たCJは右ミドル連打! 左の相打ち狙いの柿沼! アゴが上がるも前進を止めないCJはガード固める柿沼に右ヒジ。ワンツー、左ジャブダブル! 出血した柿沼は左を狙うが、右ストレートを当てたCJは右ヒジを突く。3者10-9CJ。

 3R、ジャブ&ローで前に出るCJ。柿沼はカウンターの左を当てると大きな左右から左でダウンを奪う! しかし立ち上がるCJは左縦ヒジを下から突き上げダウンを奪い返す! さらに立ち上がった柿沼に左ヒザ! なおも立ち上がる柿沼も大きな左右で応戦もゴング。ジャッジ3者CJに。

 4R、出血した柿沼と序盤からスタミナ使ったCJ。勝負のラウンド。右のトリプルから右ヒジ、さらに左ヒジを突くCJ。さらに右ストレートのダブルにガードを固める柿沼は動けず。レフェリーが間に入った。CJが新王者に輝いた。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント