▼IMCインターコンチネンタル ミドル級王座決定戦 3分5R
×柿沼 慶(ポゴナクラブ/BOMスーパーウェルター級王者、WMCインターコンチネンタルウェルター級王者、WMC日本同級王者)
[4R 0分52秒 TKO] ※レフェリーストップ
○CRISTIAN JOSEPH(尚武会)
柿沼はスーパーウェルター級らしい強打を武器とする選手で、2018年12月にWMC日本同級王座を獲得すると、翌2019年4月には同インターコンチネンタル王座も獲得。
同年12月には初回KO勝ちでBOM スーパーウェルター級初代王座に就き、2月に念願のIBFムエタイ世界スーパーウェルター級王者決定戦に臨んだが、古豪レック・エイワスポーツジムにTKOで敗れ世界王座奪取ならず。10月のBOMではムエサイアムミドル級王座決定戦をプーパンレックと争ったが、ドローとなった。
対する「CJ」ことクリスチャン・ジョセフはアメリカ人で、現在日本の米軍基地に勤務。アメリカ、韓国で試合経験があるという。
1R、ともにオーソドックス構え。組む柿沼に右ヒジを叩き込む“CJ”は先に圧力をかける。ジャッジ10-10イーブン。1者CJ。
2R、前に出るCJに組む柿沼は首相撲ヒザ。コーナーから出たCJは右ミドル連打! 左の相打ち狙いの柿沼! アゴが上がるも前進を止めないCJはガード固める柿沼に右ヒジ。ワンツー、左ジャブダブル! 出血した柿沼は左を狙うが、右ストレートを当てたCJは右ヒジを突く。3者10-9CJ。
3R、ジャブ&ローで前に出るCJ。柿沼はカウンターの左を当てると大きな左右から左でダウンを奪う! しかし立ち上がるCJは左縦ヒジを下から突き上げダウンを奪い返す! さらに立ち上がった柿沼に左ヒザ! なおも立ち上がる柿沼も大きな左右で応戦もゴング。ジャッジ3者CJに。
4R、出血した柿沼と序盤からスタミナ使ったCJ。勝負のラウンド。右のトリプルから右ヒジ、さらに左ヒジを突くCJ。さらに右ストレートのダブルにガードを固める柿沼は動けず。レフェリーが間に入った。CJが新王者に輝いた。