▼IMCインターナショナル・ムエタイ フェザー級王座決定戦 3分5R
○朝陽・P.K.SaenchaiMuayThaiGym(P.K.SaenchaiMuayThaiGym/WBCムエタイ世界スーパーバンタム級王者、ルンピニースタジアムジャパン同級王者、ムエサイアム イサーン バンタム級王者、MA日本フライ級王者)
[判定3-0] ※50-46, 50-47, 49-47
×ジョムラウィー・REFINAS GYM(タイ/REFINAS GYM/元Thailand TV 9chバンタム級王者、元Thailandパタヤスタジアムバンタム級王者)
朝陽は名高、竜哉とともに期待されるエイワ三銃士の一人で、ムエタイスタイルの2人とは違い強打が持ち味の18歳。これまでMA日本フライ級王座、ルンピニージャパン認定スーパーバンタム級王座、ムエサイアム・イサーン・バンタム級王座を獲得。
2019年12月のBOMでIBF&WBCムエタイ世界バンタム級王座に挑戦したが、ぺットチャワリットに判定負けで世界タイトル獲得ならず。2020年2月に一階級上げ、シンウドン・ウッウドン(タイ/ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級4位)に2R 右ローキックでKO勝利。WBCムエタイ世界スーパーバンタム級王者についた。今回はIMCインターナショナル・ムエタイ フェザー級王座に挑む。
ジョムラウィーは元タイ国9ch&パタヤスタジアム認定バンタム級王者の肩書を持ち、11月22日の『ジャパンキック』で瀧澤博人と対戦したばかり。瀧澤には判定2-0で敗れているが、拮抗した試合を演じた。
1R、ともにオーソドックス構え。ジョムラウィーの左前蹴りを掴んでこかす朝陽。右ローを軸足に効かせる。さらに左の奥足ロー。ジョムラウィーの右ローをチェックする朝陽。左ボディを突き、ジョムラウィーの右ミドルをつかみ軸足を払う。
2R、左ハイから左ボディフックは朝陽。左の奥足ローを効かすと、ジョムラウィーの右ミドルを掴んだまま右ボディストレートを3発! ジョムラウィーの左前蹴りに右を合わせて尻餅をつかせる。ジャッジ2名が朝陽、1名イーブン。
3R、前足に左右ローを集める朝陽。ジョムラウィーの左ジャブには左ミドル。近づけば速い右と出入り。ジョムラウィーは左前蹴りを腹に突く。その前進をいなしてこかすのは朝陽! さらに右ローからワンツーの右でダウンを奪う! 3者10-8で朝陽。
4R、詰めて来たジョムラウィーをこかす朝陽。さらに左ローを奥足に、右ローを前足に強い音を立ててヒットさせる。ジョムラウィーは組んでヒザ。離れる朝陽は右ローを前足に連打! ジョムラウィーの左ヒジを見切るが右ミドルは届く。
5R、行くしかないジョムラウィーは詰めてみせるが、朝陽はさばきながら左ミドル、前蹴りで突き放す。ジョムラウィーの右ミドルを腰を切って威力を殺して掴み右を狙う朝陽。最終ラウンドの逃げ切り体勢のなか、ジョムラウィーも追い切れず。
判定は3-0(50-46, 50-47, 49-47)で朝陽が勝利、IMCインターナショナル・ムエタイ フェザー級王座を腰に巻いた。