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レポート

【Krush-EX】メインは迅也が勝利、チャン・リーは豊嶋里美に勝つ、夜叉猿が初回KO勝ち

2020/11/22 21:11

▼第3試合 -57kg契約 3分3R
〇篠原広耀(優弥道場)
判定3-0 ※29-28、29-27×2
×山口真宙(月心会チーム侍)


 篠原は2015年全日本学生キック・フライ級準優勝でプロ戦績は1勝4敗1分。山口はK-1カレッジ2020 -55kg準優勝の実績を持つ19歳で今回がデビュー戦。


 1R、サウスポー山口は試合開始と同時に前へ出てパンチを連打。篠原もこれに応じる。右フックや左ボディを被弾する篠原だが、前に出てパンチ&ロー。山口は下がりながら後ろ蹴りやワンツーを繰り出す。


 2Rも前に出るのは篠原。足を使って回り込もうとする山口を追い回すようにし、右ローを蹴る。見るからに消耗が激しい山口はガムシャラにパンチを振り回す。このラウンドが終わると、コーナーに座り込んでしまうほどだ。


 3R、篠原は前へ出てパンチを出し、山口はロープにもたれかかりながらもワンツーやバックハンドブローを繰り出す。力なく転倒を繰り返す山口。判定は当然、篠原の勝利となった。

▼第2試合 Krushスーパー・ウェルター級 3分3R
×ドニー・ドラゴン(ウズベキスタン/K-1ジム総本部チームペガサス)
KO 1R 1分27秒
〇夜叉猿(力道場静岡)


 ドラゴンはウズベキスタン出身で、第33回K-1アマチュアチャレンジAクラス-75kg優勝。今回がデビュー戦となる。


 夜叉猿は高校時代にラグビー西日本代表選手として代表キャンプに参加。20mシャトルランや体幹トレーニングがずば抜けていたため、スタッフ陣から『ミスター・フィットネス』と呼ばれていたという。格闘技を始めてまだ1年ほどだが第33回K-1アマチュアチャレンジAクラス-70kgで優勝し、今回デビュー戦を迎えた。


 1R、右ローを蹴った夜叉猿にドラゴンが連打で襲い掛かる。右フックでバランスを崩した夜叉猿へさらに連打を見舞うドラゴン。右ストレートをヒットさせたドラゴンが打ち合いに行くと夜叉猿も応じ、前に出るドラゴンが右フックでダウンを奪う。


 再び打ち合いに行くドラゴンだが、今度は夜叉猿が右フックをヒットさせてダウンを奪い返す。立ち上がったドラゴンが左右フックを振り回して前へ出ると、夜叉猿が左ハイキック。この一発が見事に決まり、夜叉猿のKO勝ちとなった。


 マイクを持った夜叉猿は「僕はいずれ絶対にベルトを獲ろうと思っているので見といてください。もっと強くなります」と絶叫した。

▼第1試合 Krushバンタム級 3分3R
△麗斗(K-1ジム総本部チームペガサス)
ドロー 判定1-0 ※28-28×2、29-28
△松本 陸(TAD)


 19歳の麗斗、17歳の松本は共にデビュー戦。麗斗は第33回K-1アマチュアチャレンジAクラス-55kg優勝の実績を持つ。


 1R、麗斗はハイキックからの後ろ廻し蹴りを空振りすると、その勢いで左フック。打ち合いを挑んだ松本に麗斗も応え、右フックを空振りした松本から麗斗が左ストレートでダウンを奪う。


 2Rも強気に前へ出てパンチを繰り出す松本だが、麗斗はカウンターを合わせる。タイミングのいいパンチが当たり、松本は手を出しにくそうだが、右ストレートで吹っ飛んだ麗斗が打ち返してきたところへ左フックを打ち、ダウンを奪い返した。


 3R、前へ出てパンチで攻める松本と、それをかわしてカウンターを狙う麗斗。3Rは共に決め手なく、引き分けとなった。

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