▼第5試合 Krushバンタム級 3分3R
×嶋 拓実(team ALL-WIN)
判定0-3 ※27-30、27-29×2
〇祐嘉(K-1ジム五反田チームキングス)
嶋は第28回・第31回K-1アマチュアチャレンジAクラス-55kg優勝の実績を持ち1戦1勝、祐嘉は2戦2敗。
(写真)最初のダウンを奪った右フック
1R、ガードを高く上げた祐嘉に嶋は右ロー。祐嘉も右ローを蹴り返す。嶋が右ボディからの左フックをヒットさせ、連打からの右ローで攻め込む。さらに左のダブルでボディから顔面を襲う。終盤、祐嘉が右フックを連続ヒット。
2R、鋭いパンチのコンビネーションを繰り出す嶋に祐嘉はガードを固めて右ローを蹴り続ける。嶋がジャブを伸ばしたところへ祐嘉がカウンターの右フック、これでダウンを奪った。前に出る祐嘉だが嶋は再びパンチのコンビネーションを繰り出してヒットを奪う。打ち合いに行く祐嘉がコーナーに詰めた嶋を右フックで再びダウンさせた。
3R、打ち合う両者。嶋はコンビネーションを回転させるが祐嘉はタフだ。前へ出て右のパンチを当て、右ローを蹴る。右を何度も被弾して頭が大きく揺れる嶋。胴廻し回転蹴りで逆転を狙うも不発。最後まで打ち合ったがタフな祐嘉からダウンを奪い返すことができず、祐嘉の勝利となった。
▼第4試合 Krushライト級 3分3R
×井上修一(K-1ジム川口TEAM SIRIUS)
判定0-3 ※28-30×3
〇河北光生(K-1ジム五反田チームキングス)
井上は1戦1敗、河北は第33回K-1アマチュアチャレンジAクラス-65kg優勝の実績を持ち、今回がデビュー戦。
1R、前に出てくる河北にサウスポーの井上は左ミドル。蹴りを多用する井上になかなか距離が詰められなかった河北だが、自分も右ミドルを蹴って右ストレートを伸ばし始める。
2Rも左ミドルと前蹴りで距離をとり、時折ワンツーを出す井上。河北は前に出て右ボディと右ミドル。井上の左ミドルになかなか踏み込めなかったが、残り1分を切ったところで、井上が右の連打でヒットを奪い始める。
3Rは距離が詰まり、河北の右ストレート、右ボディが井上を捉える。河北も左ストレートで対抗するが、河北がパンチを顔面とボディへ強打。攻め続けた河北が判定3-0でデビュー戦を勝利で飾った。