キックボクシング
レポート

【RISE】王者対決は大崎一貴が制して名古屋大会の開催を直訴、実方拓海がタップロン破り次期挑戦者に、北井智大が執念の逆転勝利

2020/11/14 22:11



▼第2試合 フェザー級(-57.5kg)3分3R延長1R
×平野凌我(MTS/同級9位、英雄伝説アジアトーナメント3位)
判定0-3 ※29-30×3
〇梅井泰成(TEAM TEPPEN)


 9月20日に行われた『RISE EVOL.6』のメインイベントで、津田鉄平を破った平野が参戦。負傷欠場した山川賢誠との対戦が決まっていた梅井と対戦することになった。


 1R、左ストレートを突き刺していくサウスポーの梅井はパンチをまとめての左ハイも狙う。さらに左ストレートを当てて、組んでのヒザ。平野はもらっても怯むことなく右を打ち返す。


 2R、パンチから組んでのヒザを繰り返す梅井に、平野はワンツーで前へ出る。ガードを固めて前へ出てくる平野に梅井は攻撃して組みに持ち込むため、組み付きの場面が目立つ。


 3R、組み付きに行った梅井のバッティングで平野は左目上から出血。前へ出て左フック、右ストレートを放つ平野に梅井はハイキックで応戦。しかし、またもバッティングで今度は梅井が右目上から出血する。両者ドクターチェック後、再開。両者打ち合うが梅井の組み付きが目立つ。梅井が大流血で2度目のドクターチェック。再開後、左右フックで前に出る平野に梅井がパンチを当てては組み付く。


 どうにもかみ合わなかった一戦は梅井が判定3-0で勝利した。
 
▼第1試合 -56kg契約 3分3R
〇山元剣心(FAITH/2018年KAMINARIMON全日本大会-60㎏級優勝・大会特別賞)
KO 2R 0分48秒 ※左フック
×福井萌矢(建武館/JAPAN CUP 2019 -55kg級準優勝)


 9月20日の『RISE EVOL.6』で、1年3カ月ぶりの白星でプロ2勝目を飾った山元と、同大会でハイキックによるKOでプロデビューを飾った福井。


 サウスポーの山元は左インローを蹴りながら左ストレートを狙う。福井は左三日月を蹴りながら右ストレート。攻撃をもらっても笑顔の山元が1R終盤に右ストレートからの左フックでダウンを奪う。2Rには左右のボディを3発叩いた山元が右フックを打ち抜き、豪快なKO勝ち。ボクシング経験者の山元の強打が光った。

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