キックボクシング
レポート

【RISE】王者対決は大崎一貴が制して名古屋大会の開催を直訴、実方拓海がタップロン破り次期挑戦者に、北井智大が執念の逆転勝利

2020/11/14 22:11



▼第4試合 フェザー級(-57.5kg)3分3R延長1R
×澤谷大樹(HAWK GYM/同級3位)
判定0-3 ※28-29、28-30、28-30
〇門口佳佑(EX ARES/同級6位)


 共に空手出身でサウスポー。澤谷は6連勝中、門口は5連勝中と勢いに乗る者同士が対戦。


 1R、澤谷は門口が入って来るところに左フックや右ストレートを合わせる。門口は蹴り主体に切り替え、ローとハイキック。澤谷は門口のガードを超える左フックをねじ込むように打つ。


 2R、門口は右フックを打っての顔面左ヒザ蹴り。1Rよりも澤谷が前へ出ての手数を増やしたため、門口のパンチも当たり始める。終盤、両者足を止めてのフックの打ち合い。


 3R、下がらない門口をプッシュする澤谷だが門口は下がらず超接近戦で右アッパーと左右フックの細かい連打、ヒザ蹴りも混ぜる。この距離に澤谷は戦いづらそう。逆に門口はパンチをまとめ、右アッパー、右フック、左フックをクリーンヒットさせる。この超接近戦で門口がペースを握り、澤谷に差をつけて判定勝ち。
 
▼第3試合 フェザー級(-57.5kg)3分3R延長1R
×宮崎就斗(TARGET/DEEP☆KICK-57.5kg暫定王者、同級4位)
判定0-3 ※28-30×2、29-27
〇竹内将生(エイワスポーツジム/Bigbangフェザー級王者、元MA日本スーパーバンタム級王者)


 DEEP☆KICK-57.5kg暫定王座に就いた宮崎と、Bigbang王者の竹内による王者対決。


 1R、サウスポーの宮崎は右手を伸ばして動かすが竹内は構わず右ミドルをバンバン蹴って行く。宮崎は三日月蹴り、左ボディストレート、左ヒザ蹴りと竹内のレバーを狙い撃ち。


 2R、宮崎は前へ出て左ストレートと左ミドル。竹内はやはり右ミドルでペースを握って行く。終盤、宮崎はパンチで詰めようとしたが、竹内に巧みに組まれてヒザをもらう。


 3R、離れて右ミドルと右フック、近づくとヒザを蹴る竹内。宮崎はワンツーの連打で前へ出ていくが、前へ出て右フックを打ったたところで右ストレートを合わされてダウン。竹内は右ミドルを多用、バックハンドブローで逆転を狙った宮崎を近づけさせず判定で勝利した。

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