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レポート

【Krush】佐々木大蔵が中野滉太と笑顔の殴り合い、蹴り合いでメインにふさわしい熱闘

2020/10/17 22:10

▼第5試合 第6代Krushバンタム級王座決定トーナメント・一回戦第2試合 3分3R延長1R
×藤田和希(K-1ジム目黒TEAM TIGER)
判定0-2 ※29-30、30-30、28-30
〇橋本実生(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
※橋本が準決勝へ進出。


 藤田はこれまでKrushのプレリミナリーファイトで試合経験を積んで3勝2敗の戦績。前戦は2019年12月に峯に判定負けしている。橋本は『格闘代理戦争』卒業生で、デビューから松本日向に連敗を喫したが、3戦目はKO勝ち、4戦目は判定勝ちと戦績を2勝(1KO)2敗とした。


 両者はアマチュア時代に対戦し、判定2-1で藤田が勝利を収めている。


 1R、サウスポーの橋本は左ミドルをバシバシと当てていき、強い左ローも蹴る。藤田はジャブを多用して橋本の顔面にコツコツと当てていく。


 2R、橋本の左ストレートがヒットしたのを皮切りに打ち合いを繰り広げる両者。互いのフックがヒットするが、橋本の左フックが強いインパクト。藤田は冷静にジャブも突いていくが、橋本がまたも左フックをヒットさせる。


 3Rもたびたび打ち合いが見られる中、藤田はジャブ、橋本は左ミドルをしっかり当てに行く。パンチの回転で上回る橋本が左右フックのヒットを奪っていくが、藤田もジャブを突く。打ち合いの中でビッグヒットを奪った橋本が判定2-0で勝利。準決勝へ駒を進めた。

▼第4試合 第6代Krushバンタム級王座決定トーナメント・一回戦第1試合 3分3R延長1R
〇萩原秀斗(K-1ジム総本部チームペガサス)
判定3-0 ※30-29×3
×峯 大樹(若獅子会館)
※萩原が準決勝へ進出。


 萩原はエントリー選手の中で最もキャリアがあり戦績は9勝(3KO)15敗3分。2019年1月には第4代Krushバンタム級王者・晃貴に挑戦したタイトルマッチ経験者(判定負け)。また、前戦の2019年7月には前王者の佐々木洵樹とも対戦している(KO負け)。峯はKrushでは2戦目となるが、6勝(2KO)2敗の戦績を持ち、関西のRKSバンタム級王座を獲得している。


 1R、萩原は右ローを主軸にワンツーを狙う。峯は左フックからの左アッパーなどパンチのコンビネーションを回転させるがなかなか捉えることができず。しかし、クリンチ後に油断した萩原にフックをヒットさせ、パンチで追い回す展開に。


 2Rもしつこく右ローを蹴っていく萩原だが、峯がパンチを合わせに来るとパンチで打ち合う場面も。萩原はワンツー、峯は左右フックを放ち、萩原が前へ出てプレッシャーをかけていく。


 3Rは両者とも手数を増やしていき、パンチの応酬が行われる中、萩原の左フックがヒット。その後も両者はパンチの攻防を繰り広げ、萩原はその中でも左ミドルをヒットさせていく。判定は3-0で萩原が1回戦を突破した。

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