MMA
レポート

【ONE】秋元皓貴がメインで苦闘の末に勝利、澤田龍人も1年2カ月ぶりの勝利!=シンガポール

2020/10/16 21:10

▼ONEムエタイ・フライ級 3分3R
×アズワン・チェウィル(マレーシア)
[判定0-3]

〇ワン・ウェンフェン(中国)


 チェウィルはムエタイで50戦以上の経験があり、タイの『S1』で優勝した実績を持つが、ONEでは2019年9月にニューイェン・トラン・デュイ・ニャット(ベトナム)に3RでKO負け。ワンは中国散打出身で4つの中国選手権を制し、キックボクシングではチャンヒョン・リー、セルジオ・ヴィールセンに勝利。2018年クンルンファイト61.5kgワールドトーナメントで優勝。2019年11月にはONEフライ級キックボクシング世界王者イリアス・エナッシ(オランダ/モロッコ)に挑戦して敗れたが、判定2-1とエナッシを大いに苦しめた。


 1R、ワンがワンツーで先手を打ち、チェウィルのローをキャッチすると右フックでチェウィルを転倒させる。チェウィルが右ハイを軽くヒットさせると、ワンもすかさず同じ技を返す。両者ともアグレッシブにパンチを出し合い、ローを蹴り合う。


 2R、フックを振り回すチェウィルにワンは右ストレートを突き刺す。ワンは右ヒジを何度も繰り出すがこれはなかなかヒットしない。ワンは蹴り足をキャッチしてのパンチを繰り出し、チェウィルを左目上から出血させた。


 3R、お互いに後ろ廻し蹴りを繰り出すが不発。チェウィルは組み付きが目立ち、ワンは振りほどいて背後から側頭部にヒジを見舞い、チェウィルが腰を落としたためレフェリーはダウンを宣告。バランスを崩して転倒する場面も多いチェウィル。組み付くもワンのヒザ蹴りをもらう。実力差は明らかでワンが判定3-0で勝利した。

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