RIZINでの敗戦から再起を目指す伊藤とMMAデビュー戦でKO勝ちした浜本が11月大会で対戦へ。(C)ゴング格闘技
2020年8月30日(日)GENスポーツパレスにて、14時開始の「BATTLE HAZARD 07」に続き、17時から「ZST.68」が開催された。
ZST.68
2020年8月30日(日)GENスポーツパレス
▼第11試合 メインイベント ZST 特別ルール(ヒジあり、サッカーボールキックあり)フライ級 5分2R
○駒杵嵩大(FIGHT BASE)
[1R 4分30秒 腕十字]
×宮城友一(DROP)
夜大会「ZST.68」のメインイベントでは FightingNEXUSフライ級王者の駒杵嵩大(FIGHT BASE)と、GRADIATORライトフライ級王者の宮城友一(DROP)が、ヒジあり、グランド状態のサッカーボールキックありの「ZST特別ルール」で激突する。
東海大学柔道部出身で、2018年8月の「ZST 61」で竿本樹生(8月10日のRIZINで中村優作に1R TKO勝ち)に判定負け以降は5連勝中の駒杵嵩大(FIGHT BASE)が、約9カ月ぶりにマット復帰。駒杵は、2019年11月には、ZST代表として出場した「FightingNEXUS初代フライ級王者決定トーナメント」で優勝を果たすなど、MMAファイターとして成長を遂げている。
対するは、沖縄より初参戦となる、GRADIATORライトフライ級現王者にして、修斗フライ級世界10位の宮城友一(DROP)。この王者対決は、ヒジ打ちが認められる「特別ルール」で行われる。
1R、宮城の左ローの打ち終わりにダブルレッグテイクダウンは駒杵。そのままバックテイクしリアネイキドチョークを狙うが、宮城に向きなおられ下になる。駒杵は下からキムラクラッチでスイープすると、ストレートアームバー狙いから再びバックも、正対をまたも許してしまう。しかし、下から腰を切って腕十字へ。最後はうつぶせになって極めた。
試合後、駒杵は「今日はこのようななか、会場に観に来てくれて、配信も見てくれてありがとうございます。めっちゃ緊張して、最初絞めが入らずちょっと焦って(苦笑)、これからは極めたいと思います」と語ると、続けて、「RIZINで盛一郎と竿本くんの活躍見て、3月あんなにいい結果出せたんで、ちゃんと認めたいと思います。でもやっぱりリヴェンジしたいし、いま佐藤将光選手にMMAを習いレベルアップしているので、竿本選手と再戦したいんでよろしくお願いします。あと、9月のRIZIN、このまま用意しておくんでよろしくお願いします」と存在をアピールした。