▼第10試合 セミファイナル ZSTルール フェザー級 5分2R
○高須将大(ストライプル茨城)
[1R 3分49秒 リアネイキドチョーク]
×平石公介(TKエスペランサ)
※浜松ヤマト(T・GRIP TOKYO)は負傷欠場
注目のZSTフェザー級戦線では、欠場の浜松ヤマト(T.GRIP.TOKYO)に代わり、平石公介(TKエスペランサ)が、高須将大(ストライプル茨城)と対戦。
「5年も生きられないと思った時は、5年のうちにあと1試合出てやろうと思ってた」と、「ステージ4」のがんの治療を続けながら格闘技の試合に出場している高須は、現在MMA4勝1分。8月にがんに再発が見られたが、再び厳しい治療を施し、現在は「経過観察中」だという。対する平石はMMA1勝1敗1分。
1R、平石の右アッパーに一瞬腰を落とした高須だが、ダブルレッグからボディロックに切り替えテイクダウン。立ち上がる平石をさらにボディロックでテイクダウンし、背中を見せて立とうとする平石のバックに回りリアネイキドチョークをパームトゥパームで極めた。
試合後、高須は「ご存知の人もいると思いますが、自分は大きな病気(ステージ4のがん)と戦っています。まだ経過観察中で、また再発するかもしれませんが、再発してもまた必ずこのZSTのリングに戻ってきます」と、病気の戦いに負けないことを語ると、「さっき木下(尚祐)選手に対戦要求されましたが、正直あまり興味ないです。勝ってタイトルマッチが条件ならやりたいと思います」と、王座戦に近づきたいとした。